前回のブログの続き?です。
モザンは男性の人口が少ないのは本当なのか?という疑問を考えてみました。
そして今回はストリートチルドレンの話。
★モザンのストリートリツドレンたち
モザンの首都にもストリートの子がいます。
何も持たずに、小銭やパンをねだってくる子もいれば、チップスやピーナッツを売り歩いている子もいます。
売り歩いている子は貧乏ではあるけれど親が居たり、兄弟やホームレスの人たちと一緒に生活している場合もあります。
ここで、注意してほしいのは子供の労働はモザンでは禁止されています。
かといって、警察は何もしていませんが
そして、思うのは偽ストリートチルドレンが多いということ。
ガチの親も兄弟もいない、服はボロボロ、食べ物に困ってる子たちはあまりいません。
親が貧乏か誰かしらと助け合って暮らしているか。
実際に彼らの生活を見たことはありませんが、服は破れていることはあるにしても小さな穴だし、汚くありません。
なので、本当に困っている子はあまりいません
★道でねだる子は男児が多い。悲しい男女格差と未来。
そんなストリートであろう彼らは男児が多いです。
女児はあまりみません。
ピーナッツ売りにたまに女の子をみますが、多くないしチップス売りの女の子は見たことがありません。
そんな状況について、同僚にも聞いてみました。
「なぜストリートは男児が多いのか?」
彼曰く、「親が離婚したて片親になったとき、男の子の面倒は基本的に見ない」らしいのです
世話をしないということではなく、「放任」ていう感じ。
基本的に、子どもは母親が引き取ることが多いとか。
そして、女の子は家の手伝いをさせたりとかもあると言っていましたが、ある年齢までは女児の方の面倒を見るとのこと。
その、ある年齢というのは14歳。
14歳になると女の子は結婚?婚約?ができるらしく、どこかに嫁がせるんだとか。
その理由は、お金が入るから。
モザンでは、結婚するときは花婿から花嫁の家族にたくさんの贈り物をするという文化があります。
物であったりお金であったり。
なので、14歳まではきちんと育て、結婚先が見つかったら嫁がせる。
という悲しい理由があるんだとか
現代において、そんな状況がいまだにあるのかないのか確実に確かめたわけではありませんが、未だにそういったことを言っているということは少なからず、どこかでそういうことが起こっているんだと思います。
この話をしてくれた同僚自体も、「悲しいことだけど僕にはどうしようもできない」とも言ってました。
まだまだ、モザンは変わらないといけないことがたくさんあるようです。