駐妻歴2年。
バンコク→ジャカルタ駐在妻のまきこです。
駐妻になったら
何に悩むの？
何をしているの？
なってみなきゃわからないのに
企業の海外進出が続く日本において
駐妻になる可能性のある女性は多い。
駐妻になって2年。
私のリアルな悩みから
駐妻のリアルストーリーをお伝えする
駐妻になってみたら。
初回は最初の3ヵ月。
駐妻になりたての頃のお話
一番苦しい、苦しい孤独な時。
イライラする。
とにかく。
何に対しても。
いつからだろう。
バンコクに着いたその瞬間から？
いや。もっと前からな気もする。
駐妻になって最初の3ヵ月は
とにかく私はイライラしていた。
ただ仕事に行く夫にイライラし、
保育園に行かなくなた娘にイライラし、
バンコクの暑さにイライラし、
待っても来ないタクシーにイライラ。
もう気持ちはトゲだらけだ。
何に当たったとしてもイライラする。
思い返すとよくあれで毎日生活できたものだ。
2017年1月。
私は夫の予想外すぎる海外転勤に帯同する
駐在妻になった。
夫には先に赴任してもらい、
何年も務めた、
大好きでやりがいがしっかりあった
仕事を辞めた。
駐妻になることに私は納得していたか。
無理やりいろんな理由をつけていたが
結局は何も心から
納得することなく駐妻生活が始まった。
だって、駐妻になるってどんな感じか、
どんな生活になるのか、
何に悩むのか全く想像つかなかった。
漠然とした悩みに対する答えは出ない。
知らな過ぎたのだ。
駐妻って存在を。その実態を。
漠然とした不安は
身近な人へのイライラに取って代わった。
それが駐妻になりたての頃の自分だと思う。
自分では全くなりたいと思っていなかった
専業主婦になった。
仕事をしていない自分になった。
最終的には
自分で仕事を辞めると
決めたはずだけれど
その大元の原因である
夫の海外転勤は私の意志ではない。
どこかの誰かに決められたことで
自分の人生が大きく変わる。
そう簡単に受け止められる訳がない。
駐妻になることは
今までの人生、生活の
強制リセットボタンを押されること。
そうよく言われる。
その通り。
日本での生活も人間関係も
自分の仕事のキャリアも
全て日本において
新しくスタートする。
変化が
一気に押し寄せてくる。
日本から言葉の通じない海外へ
生活する場所が変わった。
自分の社会とのつながりを感じる
ワーママ生活から
専業主婦へ自分の役割が変わった。
そんな大変な時なのに
30代になってから
また１から友人を作らなくては
そんな悩みを打ち明けられる人もいない。
どこで何を買えばいいのか分からない。
買い物に行くために
どうやって移動したらいいのかわからない。
こんなにたくさんある娘との
二人の時間をどう過ごしたらいいのかわからない。
これから私の仕事のキャリアは
どうなっていくのか全くわからない。
不安で、不安で。
それがイライラに変わる。
たいていのイライラの矛先は
夫に向かう。
自分で最後は決めて駐妻になったのに
この大変さの原因である
夫の海外転勤が納得いかない。
私は仕事をしていないのに
夫は忙しそうにしている。
「今日はどこに行ったの？」
そんな普通の会話を投げかけられても
私に何かしろってこと？
そんなに簡単に移動もできないのに！？
そんなトゲのある気持ちが
私の中に生まれてくる。
友人もいない新しい地で
頼れるのは夫しかいないはずなのに。
夫婦仲も最悪な状態だったと思う。
正直、
最初の3ヵ月は必死だった。
今思い返すと
本当に毎日イライラして
落ち込んで、
よく【暗黒時代】と
最初の3ヵ月を表現するのだけれど
本当に暗黒時代で何を思っていたのか
正直思い出せないくらいだ。
思い出したくないともいえる。
それくらい苦しい、苦しい時期だった。
でも暗黒時代の終わりは
必ずやってくる。
暗黒時代の終わりに向かって
私がやっていたこととは？
続きはこちら。
https://ameblo.jp/makiko0416/entry-12426670346.html
強制リセットボタンを押された後の
生活の立て直し、
人間関係の再構築、
自分の仕事キャリアへの不安から
イライラが止まらないとき。
とにかく大変。
最初に乗り越える大きな試練と言える。
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