こんにちは!
バンコク滞在もうすぐ3ヶ月。
まだまだ働きたい新人駐妻のまきこです。
 
ご訪問いただきありがとうございます。
 
※はじめましての方へ自己紹介
 
私が駐妻になることを決心するまでの
ストーリー第三弾です。
 
 
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私:「私バンコクに行きたくないかも」

 

夫:「強制はできないけど。。。。」


最初は「おめでとう」と言ったものの、
行き場のない悔しさ、戸惑い、怒りが向く先は
やっぱり夫。

 

私の仕事が好きな気持ちを理解してくれている
夫なので申し訳なさそうに話を聞いてくれていました。

 

でも、現実は変えられなかった。

 

別の日。

 

私:「私が行かない選択肢ある?」

 

夫:「もう部長に返事しちゃったから」


「嘘つきー!強制しないって言ったじゃないかー」と
もう泣きそう、怒りと裏切られたような感覚。
(今でもこの時のことは思い出すと悲しい)

 

ちゃんとそれを伝えたらよかったけれど
悲しすぎて何も言えなかった。。。。

 

これ以降は
「行きたくない」と夫に伝えることはあまりなかった。

言葉で抵抗することに諦めたんだと思う。


『仕事を辞めてバンコクに行く』がほぼ決まった中でも
私は仕事復帰することを選んだ。


この状況で復帰させてくれた会社には感謝しかない。

 

6年間必死にやってきた、まだやりたいことがたくさんある
仕事を復帰せずに辞めることは私にはできなかった。


それに、仕事が始まれば私の気持ちに変化があるんじゃないか、
もしかしたらバンコクに行かなくてもよくなるんじゃないか
という淡い期待もあった。


夫は6月にバンコクへ赴任することが決まった。
私たちは会社の規定で赴任から3か月以上後に引っ越す。
最後の悪あがきとして、私は7か月後の
年明けにバンコクに行くことにした。
これは夫も了承してくれた。


3月から緩く週2から復帰。
また新幹線通勤のスタート。

 

「復帰=スタート」のはずなのに
私には「終わり」がすぐに目の前にあった。

 

職場では次の人材探し。
保育園では入園初日から退園の話。

 

全く明るい復帰ではなかったけれど
やっぱり仕事はとても、とても楽しかった。

 

新幹線の長距離通勤のため
時短での勤務になったり、
違うポジションでの勤務になり
チャレンジングなことも多かったが
「仕事をしている」ということは
自分が社会とつながっていると実感できることだった。


夫とも赴任までの共働き育児の時期が
一番関係性がよく、家族はチームだったと思う。

復帰前のシュミレーション通り、
朝は夫が娘の支度をして、保育園に送り届ける。
私は夫と娘より先に出勤。
娘が初めて熱を出して休まなくてはいけなかった日、
夫が休んでくれた。
 

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夫婦、家族というチームで
毎日それぞれががんばっているという感じがすごくした。

 

初めてのワーママ生活は
大変だったけど、とても充実していたように思う。

 

復帰前にこのまま続けるのか
悩んでいたが、仕事を始めてしまえば
「仕事をしていること」それ自体が楽しくて
悩んだり、考えたりしなくても時間は過ぎていく。

 

ワーママとして忙しい自分が嫌いではなかったし
悩むよりも今を楽しむことに集中している自分がいた。
 

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