こんにちは!
バンコク滞在もうすぐ3ヶ月。
まだまだ働きたい新人駐妻のまきこです。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

 

※はじめましての方は自己紹介

 

さて私が駐妻になるのを決めるまでのストーリー
第二弾です。

 

駐妻になるの!?①~準備万端の育休~

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「会社からTOEIC受けろって言われてさー」と
夫がTOEICの勉強を始めました。

 

よく聞いてみると、バンコクの駐在員候補を
選ぶために受けるようにと若手の何人かに
声がかかったとのこと。

 

夫:「ま、俺はかませ犬の一人だから駐在はないない。」

私:「だよねー(笑)」

 

海外の顧客とのやり取りなんてしていないし
海外出張なんてもちろんなかった夫。
仕事ができる!というよりは
営業としてお客さんにかわいがられて結果を出してきたタイプ。

 

一緒にTOEICを受ける人達は仕事のできる優秀な人だし
夫が選ばれるなんてこの時は
二人とも全く思っていませんでした。

 

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写真:新幹線通勤で毎日見てた富士山

 

その頃の私は
「仕事復帰の準備万端!新幹線通勤頑張るぞー!」と
意気込む一方で
「この状況でいつまで頑張るんだろう」と
悩む気持ちもありました。

 

悩む気持ちをぶつけたのが
キャリアカウンセラーの岩橋ひかりさん。

 

 

今思うと、私の大きな転機はこの悩みが
フックになっていたのかもと思います。

 

ひかりさんのカウンセリングを受けて
悩みや考える方向性はクリアになったものの
どうしたいのか自分の本心の結論は
モヤモヤしたままでした。

 

今まで通り復帰してがんばるのか、
一旦仕事を離れてみるのか。

 

そんなモヤモヤを抱えつつ
間もなく復帰という2月末。
それは本当に突然でした。

 

夫のTOEICの結果はボチボチ。
「来月もう一回受けなきゃ」
とまた勉強をしていました。

 

ある日
何やら帰宅してから少し様子がおかしい夫。
彼は何か重要なことを言おうとするときに
ソワソワ、ウロウロする。

 

私:「そういえば、バンコクの駐在員のことどーなったのー?」
何気なく、何の気なしに聞いてみた私。


夫:「バンコク行きが決まりました。」


私:「え、え、え、え、え、おめでとう」


私の口から出たのは「おめでとう」の言葉。
夫は学生時代はアジア大好きのバックパッカー。
特にタイが大好き。
仕事で病んだ時に将来の為にとタイ語の勉強を
していた人。
正直、彼にとってはバンコク駐在は夢の1つだったんです。


自分でもこの言葉が出た事が今思うと意外。
たぶんびっくりしすぎて、状況把握できず
元来のいいこちゃん気質が出て出た言葉だったのかなー。

 

だって、一息ついて徐々に状況がわかってきた私は
バンコク行きについてネガティブ発言99%。


「私も行かないといけないの?」
「私が行かないで済む方法はないの?」
「せっかく入れた保育園どうするの?」
「私の仕事どーするの?」
「ほんとに私も行かないといけないの?」
「私が行かなかったらどうなるの?」


まとめると、とにかく
「行きたくない。仕事辞めたくない」以上。


でも単身赴任の可能性はぼなく、
行くなら家族と一緒。
家族が行かないなら駐在無し。
それが会社からの条件でした。


この日から私の頭の中は大混乱。
決断しなくてはいけないけれど
冷静に考えられない。

 

「今までがんばってきた自分のキャリアが
誰かが勝手に決めたことによって中断される!?」

 

「私、復帰しても頑張れるようにしっかり準備したよ。」

 

「これまでの努力は無駄になるの?」

 

「保育園、私がんばって入れたんだよ」

 

「何で私が。」

 

「なんで私が。。。」


悔しくて、悔しくて
愚図って泣く娘と一緒に日中声を出して
泣くこともありました。

 

この時は何に対して悔しく思っているのか
どうしたいのか、
全く整理して考えることはできず
だた、ただ、自分の人生が思った通りには
行かないことへの憤りが私を支配していました。


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