少し前からTwitter上にて話題だったイラストをまとめた記事↓ご覧ください。



↑このイラストを描いた方は、美術系大学生とのこと。
オンライン授業は、実技や実験が多い学科にとってより辛いのかなとは思います。
さらに大学1年生というのがね…同情してしまいます。
友人を作ることも叶わないとなると、イラストにもあるように相談する人もいない、ちょっとした愚痴とか雑談できる人もいない、辛い状況に陥りやすいでしょう。


【なぜ幼稚園、保育園、小・中・高が再開しているのに大学は教室での対面授業が始まらないのか?】

これを個人的に考えていきます。
(大学の考えではありませんのでご了承ください、勝手な個人の予想見解です)


おそらくその理由は「感染拡大リスクを少しでも下げるため」ですよね。

ではなぜ大学のみがオンライン授業続くのか…それはオンライン授業において重大問題である、Wi-Fiなどの回線の不平等さと所持している機材の不平等さ。
ここら辺がキモでしょうかね…。


「大学生なら全員、オンライン授業体制を整えられる金銭的、時間的、環境的な余力があるのか」って言われると100%そうではないでしょうからなんとも難しいところなのですが。
家庭環境も住環境も人それぞれですし。

オンライン授業開始に向けて、我が大学は精一杯のサポートしていたとは思います。
私達、講師もオンライン授業開始に向けて沢山サポートしていただきました。
大学によっては、後期オンライン授業継続に向けてのサポート費用が数万円全学生に支給される所もあるみたいですね。
 

小・中学校は義務教育ですからオンラインのみの授業進行では教育上限界があるので、なるべく早くに教室授業を再開させたというのも理由にあるでしょう。
(この辺は専門家ではないので深掘りしませんが、小学校教師の友人達の話や保護者の話を聞くと納得)


「オンライン授業を受けられるようなPCもしくはタブレット用意してね、Wi-Fi環境整えておいてね」と学校側から伝えやすいのが大学生だから、なのかな。
あとはネットリテラシーうんぬんもね。
(この辺濁しておきますがお察しください)

ちなみに新型コロナ流行前から、最近は入学前に「PCを各自用意すること」と学生に伝えて準備させておく大学は多いみたいですね。

私の授業履修生も全員ではありませんが、圧倒的にPC使用者が多かったです。
とはいえスマホやタブレットでの生配信履修生もおりました。
単純に画面の大小によって授業が伝わりやすい・伝わりにくいってあるだろうなぁとは思います。
(ここは講師が配慮しないとね。)




数字などの具体的詳細は言えないので説得力に欠けますが、履修生に感想アンケートとってみますと学生の皆さんは、メリットもデメリットも両方感じているようでした。

中でも共感したメリットの一つは、「通学時間が無くなったこと」。
これは片道1時間半かかるようなエリアに住む方は大きいですよね。往復3時間が自分の自由が効く時間となるわけですから。
実は私も通勤時間削減できて、今となっては体力的に楽です。
デメリットはどの大学でも声があがっているようでTwitterでかなり話題になっていました「課題の多さ」「周りの様子が見えない」他、色々挙がっていました。
学生にとって決してオンライン授業は「楽ではない」というのは、上の BuzzFeed News  記事と同じく声を大にして伝えたいことです。


今回も話が脱線しましたが、後期もオンライン授業が続く大学生の皆さん共に乗り越えましょう。
オンライン疲れ、課題疲れ、気疲れするときは、ご自分にとってリラックスできる何かに触れて心を整えていけたらいいですね。

日本全国の大学生による前期オンライン授業に関するアンケート調査がきっと行われているでしょうから、その結果を見て講師側は後期に向けて工夫していかないといけないなって考えております。 




☆過去のオンライン授業まとめ☆