シェフとおなかいーっぱい話をして、
シェフに送ったメールには、
「ハイパーメディアクリエイティブ料理をありがとうございました」でしたが(*^_^*)、
でも、ほんとにそう思ったんです、
シェフのお話と、
以下のお料理達から↓
伺った日が、
体の芯まで冷えちゃうような寒い夜だったということで、
「温かいカクテル」にはじまりましたが、
お料理に合わせて出して下さるワインのスタートは、
何ともマスカットっぽいカヴァでした。
「あ、BIGBANGて書かれてる。何でだろ?」と疑問が過りながらも、
頭の中の?マークは一瞬にしてどっかに飛んでいき(苦笑)、
美酒に浸ってましたが、
少し時間を置くと、
どことなく薔薇の香りが鼻にふわ~っと届いてきて、
「オブラートに包まれた海」も、
ふわ~んとしながら一口でいってました。
半熟卵好きには、
そりゃもうたまらない「ぷるんぷるん卵とチーズ」は、
スプーンを入れると、
思いっきりプッチーーーーーーンと弾けて、
「黄身だけに、君だけ」と言わんばかりに、
勢いよく黄身が私に飛んできたのですが、
白身と黄身が弾けたのは、
これまで私だけだそうです…。
何か嫉妬されたのかな(*^_^*)
でも、
シェフからの「カルボナーラをイメージしました」との解説通り、
全体を絡めて頂くと、
「ほんとだ~、カルボナーラだ~」と、
感激の美味しさにテンション上がりっぱなしでした。
続く、
ローズマリーの香りを楽しみながら頂く「81風コロッケ」は、
クリーミーなじゃがいものピュレ&ひき肉の上に、
こんがり色のパン粉がのっかってました。
ここらへんで、
「お料理中すみません、シェフって誰かに似てるんですよね…。
誰って言われます?」と尋ねると、
「妖怪ベムです(笑)」とシェフ。
「え、私も、ベラって言われるんですけど(笑)」と返し、
お互い妖怪つながり(?)ってところに着地したところで、
お次、
「海老のピンチョス~すりおろしりんごが隠れてました~」でした。
ワインはこっち(↑)に代わり、
「鯛とサフランのフィデウア」が登場しましたが、
バルセロナでよく見かけるパエリア版のフィデウアとは違い、
潤いに満ちたしっとり食感でした。
パスタもやや太めで、食べ応えもありましたが、
シェフ曰く、「まかないバージョンです。自分はこれが大好きなんです」と。
「私もこっちが好きかも…。」
と考えつつ、
3秒ぐらいで食べきってました。
そして、
「そろそろ赤ワインが飲みたいなぁ。。。」と脳に指令が届くと、
以心伝心(?)、
赤紫色のワインが注がれました。
でも、
このワインに合わせられたお料理は、
意外や意外、
優しい味わいの「サーモンのミキュイ」
しかも、
ソースは、
苺。
とてもミルキーな苺ソースに、
お淑やかなサーモンがいい子にして寄り添ってましたが、
一般的に合わせがちな「白ワイン」や「スパークリングワイン」ではなく、
今回のパートナー(赤ワイン)との相性もバツグンでした。
サーモンを食べ終わりそうな頃、
ちょびっと高い壇上のシェフを見上げると、
腕に入ったご立派なタトゥー(苦笑)と、
なんとなーく豚肉らしきものに目が引き寄せられましたが、
熱々のイベリコスープと共に、
「アグー豚」のスライスが2枚のったプレートが運ばれてきました。
ピンクとホワイトのコントラストも美しく、
見惚れちゃうほどキレイなアグー豚を、
しゃぶしゃぶして、
色が変わってきたら、
「トリュフ塩」をふりかけて頂きましたが、
トリュフの風味にも負けない豚の旨みといいますか、
でも、
どちらもいい具合に調和し合って、
「2枚じゃ少なすぎる~」と心(おなか)の中で叫んで、
瞬く間に食べ終えてました。
焼き鳥屋さんの鶏スープみたいな感覚の「イベリコスープ」を飲み干して、
待つこと数分。
薔薇の花びらが散らされた煌びやかなデザートが目の前に現れましたが、
ものすごーく濃厚なミルク飴みたいな「ブラマンジェ」が、
とっても日本的な「マンダリンのスープ」に座ってました。
芳醇なリース二ングと、
エスプレッソで締めくくり、
名残惜しくも、
『81』劇場の幕がおりたのですが、
暫く、妖怪繋がりな(笑)同世代のシェフと話し込んでました。
すると、、、
「VICHY CATALAN」と、
食事中にサーモンに合わせて頂いた赤ワインをプレゼントして
下さったんです。。。
「お誕生日だったんですよね~」と。
こんな私ごときに、
本当にありがとうございましたm(__)m
お礼といってはなんですが、
後日、試作品ではない『豆園』&著書本を送らせて頂きましたが、
そうそう、
永島シェフ様。
『豆園』は、
使っている素焚糖のせいか、
甘くない洋酒(特に赤ワイン等)にも合いますので、
お試し下さいませ。
私も是非また『81』さんに伺えればと思ってますが、
当分、予約でいっぱいとのことなので、
タイミングとご縁に任せますね(*^_^*)
売れっ子で何よりです。
心底、尊敬です。。。
これからも、
多くの方を魅了し続けて下さることを願ってます。
園山真希絵
話は20行位前に戻りますが(笑)、
「VICHY CATALAN」は、
バルセロナ滞在中に、
毎日飲んでいたミネラル豊富なスパークリングウォーターです。
おかげさまで、
次回バルセロナに行く時は、
永島シェフにバルセロナ事情を教わって、
81からはじまる電話で予約して。
どうでもいいですが、
うちの実家(出雲)の市外局番は、
0853です。
どうでもいいついでに、
もう一つ、
要町、
18年前に上京してはじめて住んだアパートの近くでした(*^_^*)