11月3週目の木曜日といえば、
「ボジョレーヌーボー」解禁日ですね。
ボージョレなのか、
ボジョレーなのか、
発音に悩むところですが、
日本の方にはボジョレーが馴染み深いようですので、
この場ではボジョレーでいかせて頂きます。
けど、「そもそもボジョレーヌーボーって何？」と思われる方、
こちらを↓ご覧下さいませ。
http://www.suntory.co.jp/wine/special/kaikin09/knowledge/index.html
大きくまとめるとワインなわけですが、
私の中で、
ワインから真っ先に思い当たる女性は、
富山が生んだ才貌両全沢樹舞さん です。
（富山といえば、こんな巨大仏先生 もいらっしゃいました）
お昼12時を回った今、
私はそんなワイン女王様よりお声をかけて頂いた
「新旬ワインと食の饗宴inブノワ 」にきております。
当初は仕事の調整がつかなかったので、
半分諦めていたのですが、
なんと運よく、この会の1時間半だけが私に与えられ、
駆け付けることができたのであります。
きっと沢樹さんパワーです。
赤ワインの小豆色を身に纏い、
体5か所にカイロを貼って、
計4種類の個性豊かなワインと、
レモンをしぼったサンペレグリノを頂きつつ、
「生ハム・豚のテリーヌ・豚のリエット4種の盛り合わせ」
「白舞茸のヴルーテ（滑らかな口当たりのスープ）」
「ウフ マヨネーズ」
ウフとは、フランス語で「たまご」という意味です。
大学時代にフランス語を第二外国語として専攻してたくせに、
今、鮮明に覚えている単語は、
この「ウフ」とあと数個ぐらいです。
あの頃必死に勉強していたのは一体何だったんでしょう。
この「ウフ」は、
9分茹でられたようですが、
私の頭も茹でられた方がいい気がしてきました。
「牛肉の赤ワイン煮」
ソースも最後の最後まで、
ライ麦パンで拭って頂きます。
しかし、
このあたりから、
全身に貼っていたカイロが大勢力を発揮してきて、
顔中、赤ワイン色に染まってきました。
「ボジョレーヌーボーのグラニテ」
「温かいりんごのタルト（パイ） キャラメルソースをかけて」
舌にピリッとくるレッドペッパーが所々に振りかけられてます。
「粒々いっぱいのマドレーヌ」と温かいコーヒーを
心ゆくまで堪能させて頂いてました。
外は極寒の温度ですが、
私は、沢樹さんとの弾む会話や、5つのカイロや、ワインのお陰で、
熱帯気候です。
でも、体が冷えないよりはいいですね。
心身共に温めて下さったことに深謝です。
ジョルジュ デュブッフさん曰く、
「収穫は、例年よりも早く8月27日から始まり、
“果実が厚く、凝縮された小さな果実”“昼夜の気温差”等、
高品質なワインとしての条件がいくつも揃い、
今年のボジョレーは、見事な品質となりました。
ここ50年で、最も素晴らしいヴィンテージのひとつだと信じています」
とのこと。
そんな素晴らしい時期のワインをいくつも頂けるとは、
宝くじに当たった気分です（ちょっと言い過ぎました）
それにしても、
日本人は海外ものを取り入れるのが上手ですよね。
でも、裏を返せば、
もっと日本も、ボジョレーヌーボーみたいに、
飲食ネタで、世界に大旋風を巻き起こせたらいいのになって思います。
「フレーフレー日本も」です。
◎
この頃、
私はそんなことを考える脳細胞が増えてます。
私自身、変革の時がきてるってことかもですね。
なんて思いが頭を巡っていると、
私に与えられた休憩時間が終わってました。
「急がば回れ」と心の中で唱えつつ、
やや急ぎ足で、次なる飲食仕事現場に出動です。
改めまして、
ボジョレーヌーボー、解禁おめでとうございます。
でも、
日本の新酒もお忘れなくです。
日本のお酒ついでに、
↑こちらは、
『園山 』でしか出逢えない「愛の心に そのやま」です。
微力ながら、福を呼ばせて頂きます。