野球肩を作るスカプラートレーニングでゼロポジションをGETする | ゴルフツアープロコーチ・野球トレーナー摩季れい子


さあ~今日は、3月3日雛祭りですね。


雛人形に、子供の健やかに育つ願いを込めて(^_-)
飾り付けされた方も多いのではないでしょうか?

日本の文化ですね。
色々な行事は全てに意味がありますね。

今日のブログもシーズンを順調に乗り切るために必要な「投球肩をしっかり作る!!」ためのスカプラートレーニングについて書きたいと思います。

プロ野球選手もこの時期はオープン戦に向け、ハードなトレーニングではなく、GOODコンディション作りにPOINTを絞り、インナーマッスル・バランストレーニングが進められる時期ですね。


投球肩を強くするためには、「肩甲骨」に「腕」。
そうです。上腕骨の先端にある「上腕骨頭」を肩甲骨の関節面にしっかり、はめ込む能力が絶対に必要なのです。

はめ込む力ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)その能力があれば、投球時に力強く腕を振り切れ、パワーがあり、球速や遠投力もGETできるのです。

つまり、上腕骨頭と肩甲骨をつなぐインナー筋がアウター筋より先に使うことができるか否かがポイント。

この肩の基本的筋肉連鎖能力があるかどうかが重要なのですビックリマーク

その筋肉の連鎖能力を高めるトレーニングが、野球に特化したベースボールトレーニングなのです。

肩甲骨関節面にしっかり上腕骨頭がはめ込まれ、外転挙上した位置が球速コントロールの投球時に絶対的なポジション。
ゼロポジション近位置」なのです。


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肩甲骨は平面。一方の上腕骨頭は球状。
こんなに異なる形状だからずれ易く、
不安定感が強くなる関節なのです。

でも、その不安定な肩関節も肩周囲のインナー筋が機能することで、肩甲骨の関節面に、しっかり、はめ込むことが出来るのです。

この能力を、シーズンオフからプレオープンの時期に欲しいのです。





摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』