
座位での膝伸展テスト。
けっこう大変だったのでは





骨盤の歪みの要因になるハムストリング筋(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)の硬さ(≧∇≦
なぜ、ハムストリング筋が硬くなると骨盤が歪んだり、腰への悪影響になるのか





また、なぜ、スイング動作でハムストリング筋が硬くなるのか





そのメカニズムは、スイングの右軸から左軸で回転したり、体重移動をする時の右脚のパワーの出し方にあるのです

【ゴルフスイングおける体重を運ぶ動作】
①アドレスの前傾角度をキープした状態で回転と体重移動をする。
②腰のレベルをキープするために、右脚軸の膝関節を曲げて骨盤を支える動作を行う。

③インパクトに向け、膝関節を曲げたまま右骨盤が右に下がらないように膝関節を曲げながら右足のカカトを蹴る。
④そして、左脚軸に体重を運ぼうとする。

⑤インパクト後もフェイスを前に押し込む。
⑥そして、右脚軸の蹴るパワーと上体の回転のタイミングを右脚軸でとる。

この正確なインパクトにとって重要なポイントが、右脚のハムストリング筋の大きな疲労を招く要因です





そのメカニズムは、膝関節を軽く曲げた状態のまま回転のパワーと左脚軸へ体重移動をする。
この時のレベルターン のキープ力。
つまり、膝関節は曲げたままスイングの最も大きいパワーである右脚で支える上半身の体重を左脚軸に運ぶ力を担うことになるからです。
そのため、スイングの数だけ右脚のハムストリング筋の緊張度が高まる訳です。
その結果、ハムストリング筋は短縮して硬くなりやすいのです。
その短縮が右の骨盤を下げようとする力となって、骨盤が後弯化していくのです。
この骨盤後弯は姿勢を悪くさせたり、腰を支える背筋の力を弱らせたりと、腰の疲労を早めることに繋がり、腰痛要因にもなる訳です。
そのため、腰を傷めたり、腰が重たい、疲れてるなどの症状がある場合、座位での膝伸展テストが上手くできなくなる訳です。
つづく