スイングの科学 (46)股関節を守る内転筋トレーニング | ゴルフツアープロコーチ・野球トレーナー摩季れい子
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思う存分、体を動かして頂きたいですねビックリマーク

スイングの科学で解析してきました股関節の重要性。
スイングにはどれほど脚軸が重要か!?

股関節が良い機能であればある程、スイングの安定感が得られます。

何故なら、スイングにとって大切な軸の役割りは、
骨盤をしっかり支える軸
骨盤を回旋させる軸

その2つの役割りがGETできれば、体重移動のパワーに負けない力強い軸を得ることができるからです。

その制御能力を得るために、骨盤に股関節をはめ込む股関節の内旋-外旋筋肉。

そして、側方に外れないように制御する外転筋。

軸が安定感するように足の上に膝関節、その上に股関節を導く股関節内転筋。

その総合力でスイングの軸ができるのです。

この股関節の機能特徴を知ることで、トレーニングの内容が決まり、鍛える筋肉、つまり、スイングに使えるスイング軸に意識が入りやすくなるのです。

スイングでの回転パワーと体重移動パワーを使えるようにしたい!!

その実現のキーポイント、それが股関節なのです。

今日は先日までのブログの続き、股関節の内転筋トレーニングの方法をご紹介します。


股関節内転筋トレーニング


①クラブを側方に置き、手で支える。

②バランスをとって片脚を外転方向に45度持ち上げる。

つま先は正面を向けて下さい。

上体が側方に倒れないように気をつけて下さい。

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③バランスが崩れないようにセンター軸を意識して、股関節45度外転位からゆっくり内に閉める意識を持って軸脚の斜め前まで下ろして来ます。

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④内に閉めた位置から再び外転方向に持ち上げ、開始ポジションに戻します。


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軸脚側は親指に力を入れてぶれないように意識にしてくださいビックリマーク

この軸脚側のぶれないキープ力も股関節の内‐外転、内‐外旋トレーニングになります。

何より軸の安定感につながる股関節伸展筋肉である大殿筋も同時に鍛えることができるバランストレーニングです。

次回は、スイングの実践にもっとも近いイメージになるスイングボール投げをご紹介します。