スイングの科学(53) 股関節を守る中殿筋トレーニング | ゴルフツアープロコーチ・野球トレーナー摩季れい子
いつもブログをお読み頂き、ありがとうございます。

もっと早くアップしたいと思っているのですが、いつも夜になってしまいます。

明日も早朝ラウンドです。高槻の河川敷コースに入ります。

今日のインドアのレッスンで得たアプローチショット。

膝関節と股関節を柔らかく使って上体の回転でフェイスを走らす。

トップはアームシャフトの支点(左肩)から伸ばした左腕のアークを上手く右手でコントロールする。

上体に離れ過ぎず、近づき過ぎず、回転とリンクさせたトップ。

最近、ようやく下半身と上半身とのバランスが取れ出した宮嶋君です。

試合に試せることが多くなって、目の輝きがグ~ンとアップアップアップアップ

今までの股関節の硬さが少しずつ柔らかく、そして、しっかり使えるようになって来ました。

いつもの股関節安定トレーニングからスタートです。

先日の股関節が外へ外れるスイングの体重移動で生まれる側方への圧力(飛球線方向性への外れる力)に対応する筋肉が、骨盤と股関節を側方で止めているの中殿筋です。


図 中殿筋の役割













この中殿筋はスイングのブレを修正してくれる筋肉でもあります。

今日ご紹介するトレーニングは練習前に簡単にできる中殿筋のトレーニングです。


股関節の側方へのブレを防ぐ中殿筋
トレーニング


1)立位での中殿筋トレーニング
①アイアンを側方に置き、足を揃えて立ちます。
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②アイアンに添えた手でバランスをとって片脚を側方に持ち上げます。

持ち上げる角度は上体が側方に倒れない45度位が効果的です。

③持ち上げた角度でしばらくキープします。

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④持ち上げて10秒程度キープして、元の位置にゆっくり戻します。

⑤5回~10回を目標に行って下さい。

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2.中殿筋セルフPNFトレーニング
①床に座り、両脚は膝を立てます。

②両手を膝側方に置き、閉じた脚を外に開くようにゆっくり外転させます。


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③外に開こうとする膝関節を両手で内に抑えて抵抗を与えます。

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④少しづつ股関節を外に開き、最終の角度でしばらくキープして下さい。

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ご自分のペースで実践して下さいねビックリマーク

決して無理なさらないようにお気をつけ下さい。