スイングの科学 ㊱ゴルフスイングで傷めやすい頚椎 | ゴルフツアープロコーチ・野球トレーナー摩季れい子
おはようございます。
一日、一日を大切に生きていくこと。

そして、挑戦するチャンスがある幸せビックリマーク

いつもどんなに苦しくっても、
目指すことがある幸せ感を実感する。

一回きりの人生だから、
ポジティブに生きて欲しい!!!!!!な~って
いつも選手達の姿を見ながら思っています。

時として思いもよらぬアクシデントに突然見舞われる選手達です。

「腰痛で立てない」「肩が痛くて腕が挙がらない」
「首のトラブルで頭が動かせない」等など爆弾爆弾爆弾

朝、それも試合の当日なんてことも少なくありません。

「先生、首が回らないです」
「寝違いが起こってしまいました」

そんな緊急事態に遭遇する選手も多いのです。

このアクシデントは体幹を動かせない。
試合を棄権しなければならないほど
最悪状態のケースもあります。

普段ケアをしていても、中々追いつかないハードな練習量。
だから一瞬で起きてしまう筋肉や関節のトラブル。

起き上がろうとする一瞬のタイミングのずれ。

寝ている間、人は無意識に姿勢を変えますが、この姿勢変換がうつ伏せ状態が長いとか、右や左に向いた状態が長いとか、筋肉緊張が強くなっていた場合など、寝ている時の筋肉バランスが上手く取れない時に起こりやすいのが「寝違い」と考えられています。

フィジカルのコンディションニングで最もきめ細かな調整が必要な部位が首の筋肉なのです。

首の周りの筋肉は運動のセンサーの役割りも持っているとても重要な部位です。

野球やゴルフの一方向のスイングは首の深部筋のアンバランスをひき起こして行くのです。






















特にゴルフスイングの前傾姿勢での回転はストレスが大きく、傷めやいということを知って頂き、ケアトレーニングは必須として頂きたいと思います。

首は7個の頚骨によって構成され、一番上方の椎骨は頭蓋骨と連携する重要な冠椎その下に軸椎があり、ほとんどの首の回旋運動がこの関節で行われたいます。






























その関節と協力している他の頸骨の関節も首の回旋運動に関わっています。

それだけ7個の頚骨の回旋運動に関わる筋肉が多いということなのです。

多いということは椎骨間にある小さな筋肉(深部の筋肉)もかなり疲労し、酷使されている訳です。

つづく