ピッチングの科学 ①骨盤の安定と回転がスピードとコントロールを左右する | ゴルフツアープロコーチ・野球トレーナー摩季れい子


春の陽気が待ち望まれる今日この頃。

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今日はピッチングを極めるために必要な骨盤の回転のメカニズムをご紹介します。


ピッチングにおける骨盤回転のメカニズム


①テイクバックポジションに入る準備期で、ワインドアップでの姿勢から重心が下がる。


②この時、ピッチングの回転軸の背骨から骨盤の傾きを作る。

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③アクセレレーションの加速期で、骨盤を投球方向に向け、腕のしなりを胸で作る。

この時、骨盤が投球方向に90度閉じた位置から上体を投球方向に向きを変える。


投球の土台として骨盤が投球方向に「90度回転」する。


この時の骨盤の回転でピッチングのスピードとコントロールが決まり、ピッチングのパワーがGETできる。

④胸のしなりは背筋が大きく反られ、骨盤が安定して始めて作られる。

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⑤下半身の体重移動とともに胸のしなりを使って腕を振る。

⑥前脚の軸に骨盤が乗り、上体が腕とともに回転して腕を振り切る。

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骨盤の安定と回転がピッチングの腕振りのスピードとコントロールを左右するのですビックリマーク



詳しくは、摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』をご参照ください。


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