そのセミナーに長野県の野球児の優雅君(小学校6年)がオブザーバー参加しました。
優雅君は「野球が大好きだけど上手くコントロールができない」との悩みがあり、「ピッチングがもっと上手くなりたい
」とのことで、 長野県で野球チームのトレーナーを務める関西メディカルスポーツ学院の野球トレーナー科卒業生、城倉君の引率で参加したのです。

そして、セミナーの翌日、大阪FIX-BODYクリニックで
ダイナミックビッチングPNFを受けたのです。
いつものようにコントロールが悪くなってる要素を
フィジカルとフォームチェックで解析。
何が優雅君の潜在能力を引き出せないでいるのか

投げたい気持ちがあって一生懸命努力しているのに、スキルが上がらないのは必ず理由があるのです

勿論、個人の身体能力の差はありますが、
大きな差がある選手は少ないと思われます。
野球選手はスキルアッには欠かせないフィジカルの要素を常に日々の練習やトレーニングでかなり鍛えています。
優雅君も走りは遅くなく、野球が大好きで日々努力している選手の一人です。
小学6年生で身長165センチとかなり体格もいい選手。
ですが、その身長の伸びに対して筋肉のパワーやバランス感がかなり弱いということがフィジカルのチェックで判明。
そこで、ダイナミックビッチングPNFの体重移動PNFで
ピッチングでの体重移動の方法を知れば
かなり腕の振り感が出るのでは

と予測したのです。
その予測が的中しました









ダイナミックピッチングPNFの手技によって、
一つ一つ優雅君の潜在能力が
引き出され始めたのです

受ける優雅君本人が驚き、
そして、どんどん進化していく優雅君がいたのです。
【ダイナミックピッチングPNF前の優雅君】
左軸脚が上手く使えず、ワインドアップからテイクバックポジションで
①重心が上手く安定しない
②投球腕が作れない
③アクセレレーションで腕が走らない
等、様々なマイナス点があった優雅君のシャドーピッチングです。
ピッチングでの腰と体幹の使い方が分からず、
腕のポジションも分からないシャドーピッチングです。

かなり体がぐらつき、肝心な腕にパワー感がない
シャドーピッチングですね

フォローも軸がとれず、体が流れていた優雅君です




【ダイナミックピッチングPNF後の優雅君】
ピッチングPNFを受けた優雅君のシャドーピッチングです。
随分変わりました。本人も驚くほど変化しました





左軸脚の使い方がしっかりして来ました。
体幹の軸もできだし、体の回転パワーがアップして



腕の振りとタイミングが上手く合ってきました。
ピッチング動作に安定感が見え出しました



胸もしっかり開き、下半身が安定してきた
優雅君のテイクバックポジション






アクセレレーション(加速期)も安定感があって
素早い腕振りに変化した優雅君です






素晴らしいピッチング動作に変化しました





優雅君も腕が速く振れることに自分自身驚き、
今までの自分でないスローイングに感激





「もっともっと上手くなれそうです」と
ピッチングの軸ができたことに目を輝かせました





城倉トレーナーと元気に長野へ帰って行きました。