肩甲骨が内・外転することで肩が回る!ボディターンに必要な肩甲骨の上方回旋と下方回旋チェック法。 | ゴルフツアープロコーチ・野球トレーナー摩季れい子

日本の男子ゴルフ界に凄いスタートが現れましたね。松山英樹君の飛距離と正確なアプローチショット。パターの安定感は学ぶべきところが多く、本当に素晴らしい選手ですね。[みんな:01][みんな:02][みんな:03]

何と言ってもあの身体のキレ。2軸間での体重移動とボディターンの素早いリンク。凄い身体能力ですね。[みんな:04]

このブログをお読みいただいているゴルファーの皆様もボディターンのパワーを使えたらどれだけ飛距離や方向性が変わるだろうとお思われたのでは??

確かにボディターンのパワーがスイングに活かされれば、方向性の安定が得られると同時に、こんなに飛ぶの??と満足度も上がるはず。


そうは思っても体が硬いからボディターンスイングは無理と諦めておられるでは?

そう思われている方は、少しずつ身体作りから始めてみられることをお勧めします。

筋肉は使えば必ず柔らかく、強くなるのです。そして、ボディターンに必要な筋肉を養えば、きっとスイングにボディターンが活かされて行きます*\(^o^)/*

まずボデイターンを得るために必要な筋肉を柔らかく、しなりを得ることが大切です*\(^o^)/*その準備から始めたいですね。


何故なら、それがボディターンを得る第一歩となるからです。ボディターンの筋肉は背中側とお腹側にあります。^_^

背中側の腰には脊柱起立筋と広背筋、そして、腰方形筋。胸郭部には僧帽筋や菱形筋などがあります。

お腹側には腹斜筋、腹横筋、大腰筋、下腹筋があり、それぞれの筋肉の柔らかさと力が必要です。

いつものようにストレッチやトレーニングに入る前には、柔軟性チェックです*\(^o^)/*


今までは腰のあたりの筋肉の柔らかさをチェックする方法は紹介しましたが、今回は胸郭部の柔軟性のチェック法を紹介したいと思います。


ゴルフクラブを使ってのチェック法です。棒でもいいですね。


1)肩甲骨の上方回旋チェック

①両手で棒かクラブを持ち、腕を伸ばして胸の前で持つ。

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②胸の前から腕を伸ばしたまま、ゆっくり頭の上に棒かクラブを持ち上げる。


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これにより、胸背部にある肩甲骨の上方回旋度をチェックします。



2)肩甲骨の下方回旋チェック


①両手で棒かクラブを持ち、頭の上方に腕を伸ばした状態で持ち上げる。

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② ①の状態から肘を曲げながら頭の後方に棒かクラブを引き下ろす。


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このチェックは肩甲骨の下方回旋度をチェックします。





胸郭部の柔軟性チェック法として、肩関節と一緒に動きを見ていく上記の方法をお勧めします。

スイングやバッテイングのパワーにボデイターンを活用したい時、回転軸となる背骨を支えるインナーマッスルがバランス良く働いて初めて軸が完成します。

そのインナーマッスルと肩甲骨を動かすアウターマッスルとインナーマッスルがボディターンには重要な働きをしています。


となれば、背骨を支えるインナーマッスルを柔くするストレッチで先ずは柔軟性、しなりの筋肉を作らなければならないのです。


ボディターンを実現するために☆-( ^-゚)vストレッチを一日一回、心がけていただければ、必ず柔らかく、そして、しなりある筋肉が蘇ってきます。


【つづく】