下腿の「ふくらはぎ」にあるヒラメ筋は、膝を曲げた状態でカカトを浮かす筋肉です。腓腹筋は膝を伸ばした状態でカカトを浮かす筋肉です。
どちらの筋肉も走力やダッシュ力のパワー筋として働き、様々な動きでの重心を安定させることから、スポーツスキルに大きく関わっています。
ヒラメ筋と腓腹筋のストレッチは、以前、足裏と「ふくらはぎ」のトレーニングで、紹介しましたので、参照してください。
http://ameblo.jp/makicreation/entry-11442687535.html
今回は、ヒラメ筋トレーニングとゴルフスイングのカベ脚とケリ脚のイメージトレーニングを紹介します。
①ヒラメ筋トレーニング
ゴルフクラブを立てて両手で持ち、おへその前に置き、アドレスの体勢をつくる。両膝を曲げた状態でカカトの上げ下ろしを行い、ヒラメ筋を鍛える。足首を安定させ、ケリ脚のパワーとカベ脚の安定感を高め、インパクトに体重を乗りやすくさせる。
1)ゴルフクラブを立てて両手で持ち、おへその前に置き、アドレスの体勢を作る。
2)センター軸を意識し、キープしながら、左脚の膝を伸ばしながら左お尻を後方に引き、左膝内側と左足親指に体重を乗せていく。
3)2)の動きと同時に、右足のカカトを浮かせながら(カカトを蹴り上げる)、右足の親指を中心にターンさせながら右膝を飛球線方向に回していく。
4)さらに左お尻を後ろへ突き出し、右足裏を飛球線方向と反対側に向けていく。
5)初めはゆっくり行い、徐々にテンポを上げていき、終わりに近くでは実際のスイングと同じテンポで繰り返す。
このトレーニングで、ゴルフスイングのインパクトからフォローでの骨盤の回転とカベ脚、ケリ脚の動きをメモリーさせるとともに、下肢のゴルフ筋を鍛えます。
6)最後に、フィニッシュの体勢まで持っていき、右足裏を飛球線方向と反対の方向へ向ける。
このトレーニングは私の著書『90切りたきゃ、ボールは打つな!』には載っていません!