さて、主人のサンティアゴ巡礼路ウォ―キングは前日で終了したわけですが・・・。
私の旅行はここから始まるわけで。
この8日間はとにかく主人の巡礼路に沿って、ノロノロと移動して来ましたが、今日からはまたガンガン車移動です。
ここから先の旅行スケジュールを見た主人からは、企画の段階から既に不満が出てたんですけどね。
「何でイタリアに戻るのにドイツ経由なんだよ?」
「だって、最短コースのコートダジュールは去年も通ったから、今年は違うルートにしたいのよ」
「それにしても、何でドイツを通らないといけないわけ?」
「あなたが、スイス通ったら高速料金がばか高いって言うから」
「それに、ドイツは一緒に行った事ないし!」
ドイツには、私、25年程前に親友のYちゃんと2泊3日の弾丸旅行で行った事はあるのですが、可愛いドイツの村にもう一度行きたいなぁ♪ってずっと思っていたんです。
それで、強引にこんな遠回りルートを作ったわけですが、旅行から戻った今でも主人に文句を言われています。
「あんなひどい企画の旅行は二度とごめんだ。」
ま~、確かにね~。
スケジュールきつ過ぎたよねぇ・・・。
そのお話は、追々・・・。
では、モワサックの町から2時間程北上して、本日向かうのは「コロンジュ・ラ・ルージュ」と言う村。
フランスの美しい村をネットで検索すると、必ず名前が出て来る村です。
なんせ「フランスの美しい村」協会の本部がある村ですから。美しい村づくりのパイオニア的存在?
では、駐車場※有料1日3€※に車を停めて村を散策します♪
こんな↑赤い砂岩を使って作られた家屋が立ち並ぶ美しい景観が人気の村なんです。
さすがに「フランスの美しい村」の代表格!手入れの行き届いた花や緑が美しい♪
とんがり屋根が可愛い♪なんかちょっと中世のテーマパークっぽい。
写真で見る限りでは、穏やかな時間の流れる小さな村…に見えるでしょうか?
ところが、観光客がとっても多くて&お土産屋さんも結構多い賑やかな村でした。
お土産屋さんで買物したり、カフェでお茶したり、一緒に楽しめる女友達と来たら楽しそうな村ですが、そういう楽しみ方に無関心な主人と来ると楽しさ半減。
主人にとっては「建物が赤いだけの村」だったそうです。
バスが走っているみたいなので、行き方はこちらのHPをご参照下さい。
そして、再び車を走らせてやって来たのはカルンナックの村。
この村も「フランスの美しい村」に登録されている小さな村。
村の中の小さな橋から見る村の中心部↓それ程広くない敷地内にお城と教会と修道院が建っています。
お城と教会と修道院に入る為の門↓
門の中↓
ロマネスク様式の教会の入口↓。
教会の中↓
見学料を払って修道院の回廊を見学します。
この小さな村の中心部には、ドワイヤン城と教会と修道院が「これは、ひとつの建物?」って思う程密集して建ってます。
私達は、16世紀に建てられたと言うドワイヤン城の見学はしていませんが、現在はミュージアムになっているそうです。
本当に小さな村ですが、なかなか雰囲気の良い村でした。
この村には、フィジャック辺りからバスで来ることも可能。詳しくはこちらのサイトでご確認を。
村の中には、数件ホテルもあるみたいです。カルンナックのホテルを検索→コチラ
では、本日私達が宿泊する村に向かいます。
今夜1泊するのはロカマドゥールと言う名の村。
ロカマドゥールは、渓谷の崖にちょっと張り付くように作られた村なので、車一台が通れる通りの両脇にホテルやお店が並んでいます。
↓これが小さな村のメインストリート。村の少し上に教会、更にその崖の上にお城が見えます。
※村の通りは基本的に車両進入禁止ですが、宿泊客は車で入れます。
但し、駐車場は限られているので停められる保証はありません。
駐車できなかったら、村の坂道を上がった/下った所の駐車場に車を停める事になりますが、結構坂道はきついです。
私達は運良くホテルの前の駐車スペースに車を停められましたが、この村に宿泊するなら1泊分だけの荷物を小さくまとめておいた方が良いかも。
こちら↓が今夜のホテル。
家族経営のレストランも併設した小さなホテル。
お部屋は小さいけど、十分快適に過ごせました。オーナーの女性もとっても親切。
教会へ続く階段の真下で最高の立地です。
ツイン1室71€。
この小さなロカマドゥールの村、意外と見所多いんですよ♪
その話はまた明日につづく。
では、また。