南イタリアの町⑤ガラティーナ | 海外旅行☆猫もひとりで旅にでる

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日本では旅行会社に勤め、海外旅行に行きまくり、気がつけばイタリア人の主人と「やけのやんぱち?!国際結婚」。
昔ひとり旅。今はふたり旅。
【2012年5月 FC2よりブログを引越ししました】

ガリポリに滞在しながら車で近くの町を観光します♪
まずは、ガリポリに一番近いガラティーナ。
この町の名前を私はもちろん主人も知らなかったんですが、トリップアドバイザーのプーリャ州の名所ランキングに名前が挙がっていたので寄ってみる事に。
 
旧市街の城壁の入口に建つ立派な教会。
この町には有名な教会があるとのことなので、ココに違いない。
 
とっても美しい「Chiesa Madre dei Santi Pietro e Paolo」。
内部もとっても荘厳な感じで素晴らしい。
だけど、「違うよ、ココじゃない」と主人。
えっ?この立派な教会じゃないの?「ここはキエーザでしょ?僕らが観たいのはバジリカ」。
・・・私には違いがさっぱり分からないんですけど、イタリアの教会は「キエーザ」「バジリカ」「ドゥオーモ」って呼び名が色々違うんです。
私の中では格の違いが呼び名の違いになっているんだろうなって勝手に理解しています。
 
 
それでは、この町の有名なバジリカを探して小さな旧市街の中を歩いてみます。
 
旧市街の中はゴシック建築の建物も多くて重厚でエレガント。
この道の突き当りに小さく見えるのが、この町のランドマーク(?)の時計台。
ここにツーリスト・インフォメーションもあります。
 
お目当てのバジリカは・・・ドコ?

「この教会みたいだよ」って・・・。
なんか・・・魅力的な教会には全然見えませんけど?
 
『Basilica di Santa Caterina d'Alessandria』
だけど、中に入ってみて納得。
バジリカ(教会の中でも上位の教会)の壁を埋め尽くすフレスコ画が圧巻なんです。
 
 
イタリアでは、フレスコ画は珍しくも無いんだけど、ここのフレスコ画は一味違うんです。
色合いも独特だし、迫力がありますね。
 
本当は、ココ写真撮影は禁止なんです。私も写真は撮らずにいたのですが、他の観光客が皆バシバシ撮りまくっていたので、2枚だけ撮らせてもらいました。
ルールを守らなくてすみません。
 
この『Basilica di Santa Caterina d'Alessandria』は、十字軍がエジプトのシナイに渡った際に、聖カテリーナのお墓から盗んで帰った指を祭る為に建てられたものだそうです。
 
下世話な言い方をすると、聖人の体の一部を保管できるかどうかで教会の格が違うんです。
「それって、本物なの?(すっごく怪しい)」・・・なんて野暮な事は考えてはいけません。
 
 
ガラティーナへは、レッチェから列車で30分程。
駅も旧市街に500m位と近いので移動には便利。1~2時間で観光可能です。
 
 
こちら、ガラティーナの町の地図。
 
 
 
この町で宿泊するなら駅から500m位で旧市街の入口、大きな教会の隣に建つこちらのホテル『Castello Castriota Scanderbeg 』が良いのではないかと。
前を通りかかってロケーションも最高で雰囲気も良さ気でした。
部屋によっては窓から立派な教会が見えます。
 
 
 次は「オトラント」に向かいます。