「何をするのも“たいぎい”病」 が始まった2019年の早春頃、
手の指にも異変が現れました。
朝、両手の指10本の関節が痛むようになったのです。
そして指の痛みとは別に、6月からは
右腕の親指の付け根から腕の内側を中心にチカラコブくらいまでがチリチリビリビリ痺れるようになりました。
(記事:『 そうだ、病院へ行こう。 』 参照。)
そこで今度は、整形外科を受診しました。
血液検査と、レントゲン、MRIの結果、
まず、指の関節痛については、リウマチではありませんでした。
重度の肩こりが首、腕、へと影響して、指の痛みにつながっているのではないか?とのこと。
父方の祖母が重度のリウマチだったから遺伝したのでは?と心配していたのでホッとしました。
それよりもドクターが指摘したのは、
「頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアです。」
簡単に言えば、首のヘルニアです。
悪い姿勢でのスポーツ、デスクワーク、重労働が原因になることもあるそうですが、
原因は特になくても発症するのだとか。
私の場合は7つある頸椎のうちの、3番目と4番目(だったと思う)の間が患部でした。
それから、ストレートネック(スマホ首)になっているとも指摘されました。
日本成人病予防協会の言葉をお借りすれば、
ストレートネックとは、正常な首の骨が「く」の字のようにカーブしているのに対し、
首の骨が真っすぐ(ストレート)になってしまった状態を言います。
近年、ストレートネックが増えている原因は、スマホ(スマートフォン)です。
スマホを使用する場合は、うつむいたままの状態が続きがちです。
うつむいた状態は、頭を支える首に大きな負担をかけ、首のカーブが次第に失われていきます。
その他に、パソコンを使った長時間のデスクワークや姿勢が悪い座り方なども
ストレートネックを引き起こします。
だそうです。
ここからは長い道のりとなりました。
投薬とリハビリです。
薬は
ノイロトピン錠 (痛みを和らげる)
メチコバール錠 (神経に働き、しびれや痛みの症状を改善する)
リリカカプセル (痛みを和らげる)
が処方されました。
リハビリに通うため、職場へ報告して理解と協力をお願いして週に一度は終業定時で退社し、
7月から半年間!
リハビリといっても私の場合は
「こういう姿勢はよくありません。」
とか、
「こういうストレッチをしましょう。」
とか、
日々の行動に関することが多かったのですが、
半年間という長い間、週に一度病院へ通い続けないといけないこと、
薬を飲み続けること、
ストレス解消と健康維持である水泳を禁止されたこと、
それがとても辛かったです。
ちなみに私の場合、
「トイレで洋式便座に座って油断した時の姿勢。」
が一番悪かったです。(笑)
半年間リハビリを続けたおかげで症状は改善し、
ドクターの許可を得て今年2020年の元旦から水泳を再開しました。
とはいえ、半年泳がなかったら肩が硬くなってしまって以前のようには泳げなくなったので、
25m泳いでいって25m歩いて戻る、を20往復。
計1000m。(笑)
健康バンザイ!
首、バンザイ!!!
と思ったのも束の間、
このころから新型コロナウイルスの影響が世間に出始めるのでした・・・。