早春くらいからだと思う。
身体のあちこちに不調が現れ始めたのは。
まず、とにかく何をするのも 「たいぎい。」
標準語で言えば、
疲れた。だるい。やる気がしない。億劫。面倒くさい。
というような意味。
それが尋常じゃないレベルだと自分で認識したのは4月のこと。
毎年4月末に広島市で行われる日本マスターズ水泳短水路大会。
私の水泳仲間たちが毎年出場するので
応援を兼ねて広島市内のデパートで買い物三昧して帰る、というのが毎年のお約束。
今年ももちろんそのつもりで目覚まし時計をかけて起床し、毎朝恒例のラジオ体操までしました。
それなのに、どーーーしてもそれ以上身体が動かない。
出かける気に慣れない。
ラジオ体操までしたのに!
結局、今年は広島へ行きませんでした。
これって、本当に異常です。
遊ぶことに関してはいつでも全力投球のマキチャントッシュがそれをドタキャンするなんて!
「これって、更年期障害なのかもしれない。」
そう思うようになりました。
同じ頃、両手の指10本の関節が痛むようになりました。
朝、ベッドから出ようとして指を動かすと関節が痛む。
昼間はあまり気にならないし、
「たまたまかな?」 と思っていたけれど、
夜中に寝ていて無意識の中で布団を引っ張ったときに関節の痛みで目が覚めるようになってからは
「これは普通じゃないな。」 と思うようになりました。
なにより、父方の祖母が重度のリウマチだったので、もしかして・・・と頭をよぎりました。
それから、頭痛とメマイを起こすようになりました。
介護職にもかかわらず知恵熱が出るほど頭を使わなければいけない新しい業務が増え、
椅子に座っていても転げ落ちそうになる、“ 立ちくらみ ” ならぬ “ 座りくらみ ” を起こすことがありました。
そして6月。
いつものようにプールで泳いでいると、右腕に痺れを感じ、それ以降、痺れは治まらなくなりました。
長時間正座をした後の、あの感じ。
右腕の親指の付け根から腕の内側を中心にチカラコブくらいまでがチリチリビリビリ痺れる。
すべては仕事のストレスからくる身体の不調に間違いないと思うけれど、
6月中に、年に一度の職場の健康診断もあったことだし、
7月になったら片っ端から病院へ行ってみようと心に決めました。