入院12日目、手術翌日。 | makichantoshのブログ

makichantoshのブログ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。
子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

2013年6月25日(火)。
入院12日目。
手術翌日。
 
痛みと不眠に悩まされ続けた一夜が明けました。
 
私の視界からは見えない場所にある窓の外が明るくなってきた気配を感じ、
眠たいけれど、夜が明けたという嬉しさで私は完全に目が覚めました。
 
 
 
 
 
看護師さんが右腕から左腕に点滴の針を刺し替え、
(常注の点滴針は三日に一度は場所を変えないといけないそうです。)
しばらくして、先輩看護師に指摘を受けたさっきの看護師さんが、
「マキチャントッシュさん、左腕、ダメなんですね・・・。」 と、点滴針を右腕に戻しに来ました。
 
そうです。
乳房温存手術で左腋の下を切っている私は
リンパ浮腫防止のために 「左腕に注射しちゃダメ。」 と言われているのです。
 
ミスったね、看護師さん・・・。
 
 
 
 
 
目は覚めていたけれどウトウトしていたら、朝っぱらからレントゲン撮影がありました。
夜勤担当の看護師さんがいた時間だから、まだ、7時台のはずなのに。
 
若くてハンサムなレントゲン技師さんが移動式レントゲン・マシンを持ってきて、
寝たままで2枚、座った状態で2枚、撮影しました。
 
お腹を手術した翌日に座って撮影をするという、拷問のような指示が主治医先生から出ていて、
私、看護師さん、レントゲン技師さんの3人は大変な思いをしました。
 
 
 
 
 
看護師さんが夜勤から日勤の人に交代しました。
 
日勤担当はナースマン。
男性です。
 
嫌な予感、嫌な予感・・・。
 
HCUから病棟へ戻る前には、アレがあるんだよ。アレが。
 
 
 
 
 

「マキチャントッシュさん、病棟へ戻る前に体を拭いて着替えましょうか。」

 
 
 
 
 
ぎゃー!やっぱりー!
 
でも、レントゲン撮影でグッタリしていた私は 「女性に代わってください。」 と声を出すことができず、
なすがまま、されるがまま、
私はナースマンに、足の指1本1本から、お尻、胸、手の指1本1本まで、
それはそれは丁寧に拭いてもらってしまいました。
 
ああー、恥ずかしいやら、情けないやら。
 
 
 
 
 
手術着から自分のパジャマに着替えさせてもらうと、車椅子で病棟へ戻りました。
(だから、お腹を手術した翌日に座る体勢は拷問だっつーの!)
 
はあ~♪やっぱり 我が家 一般病棟はイイネ!
HCUはホント、地獄だったもん。
 
 
 
 
 
しっかし、腹腔鏡手術とはいえ、やっぱりお腹がかなり痛いな。
小腸や大腸を切除したなら下腹部が痛みそうなモンだけど、お腹全体が痛い。
おヘソを切っているから余計なのかな?
 
モルヒネ(←本当は違う。笑)を使っているのだけれど、効いているのかいないのか、分からない。
 
それよりも今回の入院でゾッコン惚れたのが、これ。
 
イメージ 1
 
私が 「牛乳点滴。」 と名付けた、痛み止めの点滴。
 
手術前の鼻からチューブ地獄の最中にも何度も使ったのですが、
これ、即効性があってバツグンに効く!
 
解熱効果もあるというこの牛乳点滴のおかげで眠ることが出来ました。
 
 
 
 
 
病室では母が付き添ってくれていたので、体位交換してもらったり、水を飲ませてもらったりしました。
 
でも、母親とは優しくもあり厳しくもあるもの。
 
午後には、「術後の癒着を防ぐために歩くで!」 と言って、廊下へ連れ出されました。
 
まだ寝不足で眠たいし、お腹は痛いし、熱も上がってるし、尿道カテーテルだってまだ入った状態だよ?!
肩でゼィゼィ息をしながら廊下の途中で休憩を入れないと病室まで戻って来れませんでした。
 
ムゴイ・・・。
 
 
 
 
 
当たり前だけど、お腹を手術したので今日も引き続き絶食。(水は飲んでもよかった。)
 
ムゴイ・・・。