芸術の春。

岡山県の西の端、笠岡市というところに
笠岡市立竹喬（ちっきょう）美術館というのがあります。

そこで、
平成２０年４月２６日（土）～６月１日（日）まで
『 上村松園・松篁・淳之展 』 というのが開催されておりまして、
昨日、母と２人で行ってまいりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（上村松篁「月夜」昭和１４年）

ワタクシの大好きな日本画家、
上村松園（うえむら しょうえん♀１８７５～１９４９）と、
その息子、上村松篁（うえむら しょうこう♂１９０２～２００１）と、
その息子、上村淳之（うえむら あつし♂１９３３～）の、
親子３代特別展です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（上村松園「鼓の音」昭和１５年）

特別展といっても、
松伯（しょうはく）美術館（上村ファミリーの美術館＠奈良県。）から借りてきた作品が
合計で５０点前後くらいの、小さな特別展でした。

でも、
田舎の小さな美術館だからか？平日だからか？
来館者がほとんどいなくて、ほぼ、貸し切り状態。
思う存分、堪能できました～☆

じつはワタクシ、
若かりし頃に日本画を勉強しておりまして・・・。

今ではまったく描くことがなくなってしまいましたが、
上村ファミリーの誰かの展覧会があると知るとイソイソと出かけてゆき、
「日本画って素晴らしいッ！」と再認識するのです。

絵を描くことは今でも好きなのですが、
社会人になって、
自分の中の “ 優先順位 ” というものが出来てきて、
いつしか筆を持たなくなってしまった私。。。

新しい派遣先で働き始めて、
毎日の生活のリズムが出来てきた今日この頃。

スケッチブックと鉛筆くらい、出してみようかな・・・。