エジプト旅行。 -番外編②- | makichantoshのブログ

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Yahoo!ブログから引っ越してきました。
子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

                  これから先に書くことは
                  私がエジプト旅行で体験してきた事実ですが
                  もしかしたら
                  エジプトに対するイメージが
                  ガラガラと音を立てて崩れていくかもしれません・・・。










馬力、ロバ力、ラクダ力。


エジプトでは、
馬はもちろん、ロバが、バリバリ現役で活躍しています。

リヤカーみたいな2輪の台車を繋いだ、
馬車ならぬ、“ ロバ車 ” を至るところで目にしました。

ちなみに、自動車と並んで同じ車道をフツーに走り(歩き?)ます。
なので、
自動車からスンゴイ勢いでクラクションを鳴らされていました。 (←ノロいから。苦笑)

また、
ロバと馬の2頭立ての“ ロ馬車 ” (←私が命名。笑)も珍しくありませんでした。

想像できますでしょうか?
馬の大きさに比べると子馬くらい?小さなロバを、馬と並行して2頭立てにしているのです。
馬が並足(常歩)くらいで歩いていても、ロバは必死で走っている・・・
そんな状態です。

オマケに、轡(くつわ)が馬のほうに引っ張られてしまうらしく、
あきらかに、
「く、苦しい~ッ!」
っていう格好で走っていました。

ガンバレ! ロバ!

エジプトでは、「それがどしたん?」 くらいに思われているかもしれないけれど、
少なくとも日本人観光客の私達は
「か、かわいそう!」
「ムゴい・・・。」
って同情していたよ!





ロバはエジプト全土で普通に見かけるのですが、
少し田舎に行くと、ラクダが肉体労働していました。

イメージ 1

メンフィスの近くでナツメヤシの枝を運ぶラクダの一行に出会いました。↑

ラクダとラクダが綱で繋がれている10頭前後の一行だったのですが、
ロバ同様、ラクダの歩く速度もかなりノロいです。

その大行列が道路を斜め横断するところへ、私達のバスが鉢合わせてしまったのです。

バスの運転手さんは、パッパー!とクラクションを鳴らしまくりで、
行列の団長(?)らしき男の人に大声で怒っています。
でも、団長は 「まあ、待て! まあ、待て!」 とマイペース。

当のラクダはクラクションに驚くこともなく眠そうな目をして、
のっし・・・のっし・・・これまたマイペースで歩いています。

ガンバレ! ラクダ!

せっかちなエジプト人運転手さんはイライラしていたけれど、
日本人観光客の私達は、
「わ~♡ ラクダの行列だ~♡」
って、楽しませてもらったよ!










たとえ五つ星であろうとも。


エジプトって、
どこの飲食店でも、
ウェイター(ウェイトレスはツアー中、1度も見かけませんでした。)が食後の食器を片付けに来るの、
スンゴク早いのです。

お皿の上で、フォークとナイフを “ ハの字 ” (←「まだ食べ途中。」 っていうサインね。)にしていても
お皿の中の食べ物が残り少なくなったら、お皿を下げられてしまいます!

それくらい、早いのです。

エジプトで最後の宿泊ホテル(カイロ)でも、そうでした。

広~いレストランで朝食を食べたとき、
私と友達Tちゃんが席を立った(椅子から立ち上がった)途端に、ウェイターが食器を片付けに来ました。

そのことには、この5日間ですでに慣れっこになっていましたが、
そこで私が目にした光景は・・・

私達が飲み終えたコーヒーカップ&ソーサーの、カップを取り上げて、
ソーサーにコーヒーが少しこぼれているのを見つけると、
今まで私達が使っていた紙ナプキンでササっと拭き、
そのまま次の新しいカップをセッティングしたのです!

そうです。

ソーサーは、洗わないで使い回しするのです!!!

そういえば、
ルクソールのホテルのレストランで朝食を食べようとしたとき、
合席させてもらった同じツアーのオバサマが、見たそうです。

ウェイターが、回収してきた使用済みティースプーンをバケツの中の水でジャブジャブってしただけで、そのまま次に使っているところを。(爆)


まあ、少ない資源=水をムダに使わないってコトなのでしょうけれど、
たとえ五つ星ホテルであろうとも、
少々の汚れくらいじゃ、食器を洗わない・・・。

恐るべし、エジプト人。