エジプト旅行。 -番外編①- | makichantoshのブログ

makichantoshのブログ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。
子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

                  これから先に書くことは
                  私がエジプト旅行で体験してきた事実ですが
                  もしかしたら
                  エジプトに対するイメージが
                  ガラガラと音を立てて崩れていくかもしれません・・・。










らっしゃァわや。


4泊7日のエジプト旅行を終えてみて、
「エジプトって、一言で言うと、どんな国?」 と聞かれたら、
こう答えるのが一番適格だな・・・と私は思いました。










「らっしゃァわや。」










私の地元、広島県東部の方言(男言葉)なのですが、
標準語で表現すると、

「雑然としていて、クチャクチャに散らかっている。」

といった意味合いです。(爆)

「ええーっ?!」 と思われたかもしれません。

でも、
これから先を読んでいただくと、
私が 「らっしゃァわや。」 と言う訳が、
ツアー中、日本人添乗員さんが、「エジプトは発展途上国ですから。」 と何度も言った訳が、
お分かりいただけると思います。










ゴミ箱が存在しない?


少し前置きしますと・・・

エジプトの正式国名は、エジプトアラブ共和国(Arab Republic of Egypt)で、
面積は日本の約2.65倍の大きさです。

平均人口密度は日本の約1/5なのですが、国土の90%以上が砂漠なので、
実質的な人口密度は日本の約3倍以上にもなるそうです。 狭ッ!

その人口密度で、発展途上国だからなのでしょうか・・・。



エジプトで最初に降り立った空港、
アレキサンドリア空港からバスに乗って走り出して間もなく、
私は気付いたことがありました。

「道路にゴミが多いな・・・。」

そうです。

道路へのゴミ投棄が当たり前になっているのです。(爆)


空港周辺だけが特別多いのではなく、
国中が!そうなのです。

すべての道路の路肩はゴミで形成されていると言っても過言ではないくらい、
バス停のような、道が少し広くなっているところは、か・な・ら・ず・ゴミ溜めになっていました。

ゴミの投棄は道路だけに限りません。
少しでも空きスペースがあれば、そこは、ゴミ溜めになっていました。

「エジプトのカイロ。」 と言えば、
「日本の東京。」 と言うのと同じなわけですが、
その東京23区のど真ん中に空き地があれば、そこはすべてゴミの山・・・
っていう状態なわけです。



今から4500年以上も前に、あの巨大なピラミッドを作る技術を持っていた人々が、
なんで、ゴミの分別廃棄が出来ないんだろう?!










交通マナー。


最悪です。(爆)

それは、大阪の比じゃありません。(笑)



狭い道以外は、アスファルトで舗装されていたので、
バスの乗り心地が悪くて・・・ということで悩まずに済んだのはラッキーでした。

ですが、
交通ルールを、本・当・に・守りません。

特に車の多いカイロでは、
みんなが、「我先に!」 と車をぶっ飛ばしています。
車線変更しまくりの、
クラクション鳴らしまくり。

そして、なぜか?信号が極端に少ないので、
みんな当たり前のように信号無視します。(爆)
(赤で止まるのは、警察官が立っている信号のところだけです。苦笑)

このことは、エジプト人ガイドさんも認めていました。
(「ナイショにしてね。」 って言ってたけど、ブログ記事にしちゃった♪笑)



こんな交通事情なので、人身事故も多いようです。
なぜなら、
道路を横断中の人がいても、車は平気で突っ込んでくるからです。(爆)

「日本のように、歩行者優先の考えはありませんから。 轢(ひ)かれ損なだけですから。」
と、日本人添乗員さんが言っていました。

「だから、道路を渡るときは気をつけてください。」
・・・だそうです。凹

実際、
記念写真を撮りたくて、
片側2車線くらい(路面に車線なんか無いので、「くらい。」 笑)の幅の道路を
横断しようとしたことがあったのですが、
あまりに傍若無人な車ばかりで渡ることが出来ず、
記念撮影を断念したところがありました。凹

ちなみに、
横断歩道というものは存在しません。(爆)
そんな交通事情の中で現地エジプト人歩行者はどうしているかというと・・・

これまた、
私達日本人が見ていて思わず悲鳴を上げそうになるような、
傍若無人な道路横断をしています。(爆)

ほんの少しでも車の切れ目が出来たらそこを横断していきます。
(日本人なら絶対に出て行かないくらいの、切れ目です。汗)





“ らっしゃァわや ” なのに、せっかち。


それが、エジプト人に対する一番最初のイメージでした。