
氷上の格闘技と言われる、アイスホッケー。
寒い国、寒い地方だけの競技かと思えるけれど、
じつは、温暖な瀬戸内にもアイスホッケーチームがいくつかある。
じつは、温暖な瀬戸内にもアイスホッケーチームがいくつかある。
私の妹はその中のひとつに所属していて、
広島で行われる試合に出場するという話から
初めて家族みんなで観に行くことになった。
広島で行われる試合に出場するという話から
初めて家族みんなで観に行くことになった。
高速道路で1時間半ほどのところへ行くだけなのに
お菓子や飲み物をいっぱい用意して、
真冬並みの防寒着と毛布と座布団をいっぱい積み込んで、いざ、出発!
お菓子や飲み物をいっぱい用意して、
真冬並みの防寒着と毛布と座布団をいっぱい積み込んで、いざ、出発!
会場の駐車場へ着くと、
防具の入った大きなカバンとスティックを担いだ妹を見送り、
両親と私は、観覧席へ向かった。
防具の入った大きなカバンとスティックを担いだ妹を見送り、
両親と私は、観覧席へ向かった。
・・・・・寒い。
当たり前だけど、
スケートリンクは、寒い。
真冬並みの防寒着と毛布と座布団をもってしても、寒い。
スケートリンクは、寒い。
真冬並みの防寒着と毛布と座布団をもってしても、寒い。
妹が出場する試合までには、かなり時間があり、
寒がりな私は、妹の出番が来る前に凍えてしまいそうだった。
寒がりな私は、妹の出番が来る前に凍えてしまいそうだった。
でも、試合が始まると、そんなことは上の空。
「ギャーッ!Aちゃーん!(←妹の名前。)」
両親と私は大騒ぎしながら応援した。
「ギャーッ!Aちゃーん!(←妹の名前。)」
両親と私は大騒ぎしながら応援した。
妹は決して上手なほうではないので出番が少なかったが、
それでもコートへ出てくるたびに、
私たちはカメラを構えつつ、応援しつつ、
手をたたいたり、足をバタバタさせたりしながら
妹の勇姿を見守った。
それでもコートへ出てくるたびに、
私たちはカメラを構えつつ、応援しつつ、
手をたたいたり、足をバタバタさせたりしながら
妹の勇姿を見守った。
妹は点こそ入れなかったが、立派な1アシストを果たし、
試合の結果は、圧勝☆
試合の結果は、圧勝☆
試合後、ヘルメットを脱いで汗ビッショリの妹が
私たちに向かって笑顔で小さく手を振った。
私たちに向かって笑顔で小さく手を振った。
ああ!妹よ!
私は、こんなにも貴女が素敵に見えたことはないよ!!
私は、こんなにも貴女が素敵に見えたことはないよ!!
我が妹ながら、惚れ直したよ!!!