手術後3日目だったと思う。
看護師さんから、
“痛み”に関するアンケートに協力してほしいと頼まれた。
“痛み”に関するアンケートに協力してほしいと頼まれた。
わたされたアンケート用紙の“まえがき”には、
手術後の痛みに関して、
手術後の痛みに関して、
手術は痛いのが当たり前だ。
夜中にナースコールを鳴らして看護師さんを呼ぶのが、ためらわれる。
少々の痛みは我慢しよう。
痛み止めの薬は身体に悪い。
痛み止めの薬を頻回には使用すべきでない。
夜中にナースコールを鳴らして看護師さんを呼ぶのが、ためらわれる。
少々の痛みは我慢しよう。
痛み止めの薬は身体に悪い。
痛み止めの薬を頻回には使用すべきでない。
などということは、昔の話で、逆に、
不必要に痛みを我慢すれば痛みのストレスのため
かえって身体に悪影響を与えることになる。
最近は積極的に痛み止めの薬を投与し、
痛みを取り除いて、ストレスのない状態を維持することが重要と考えられている。
でも、いまだに誤解が多いので、今後の参考にさせて欲しい・・・
かえって身体に悪影響を与えることになる。
最近は積極的に痛み止めの薬を投与し、
痛みを取り除いて、ストレスのない状態を維持することが重要と考えられている。
でも、いまだに誤解が多いので、今後の参考にさせて欲しい・・・
ということが書いてあった。
ふむふむ。なるほど。
アンケートに答えていく私。
アンケートに答えていく私。
でもさあ・・・。
フと思いました。
私たち患者は、いわば、ズブの素人。
“痛み”の基準がわからないわけですよ。
“痛み”の基準がわからないわけですよ。
私の場合、「この痛みは我慢できない!」と思ったときは
ちゃんと訴えて痛み止めの注射を打ってもらったけど、
ちゃんと訴えて痛み止めの注射を打ってもらったけど、
『我慢できなくはないけど、眠ることは出来ない。』
くらいの痛みが何日も続きました。
それって、どうなの?
それって、どうなの?
我慢できなくはないのよ。確かに。
でも、朝も昼も夜も夜中も、ず~っと眠れないのよ。痛いから。
でも、朝も昼も夜も夜中も、ず~っと眠れないのよ。痛いから。
それに、
今までの長い間、
毎月毎月、あの生理の激痛に耐えてきたんだし、
「この痛みさえ我慢すれば、あの辛い生理生活から開放されるんだ!」
と思えば、そりゃ~、我慢出来ますわよ?
今までの長い間、
毎月毎月、あの生理の激痛に耐えてきたんだし、
「この痛みさえ我慢すれば、あの辛い生理生活から開放されるんだ!」
と思えば、そりゃ~、我慢出来ますわよ?
でも、痛いことに違いはないのです。
なので、
この記事を読んでいる、これから手術を受けられる人。
ぜひ、看護師さんに訊いてみてください。
この記事を読んでいる、これから手術を受けられる人。
ぜひ、看護師さんに訊いてみてください。
「“痛みの基準”を教えてください。」って。
私も入院中に、
「痛かったら言ってくださいね。」
って、何度も看護師さんに言われましたし、
入院前にも、
「我慢しなくていいからね。」とか
「遠慮なく言っていいからね。」と
いろんな人からアドバイスを頂いていました。
「痛かったら言ってくださいね。」
って、何度も看護師さんに言われましたし、
入院前にも、
「我慢しなくていいからね。」とか
「遠慮なく言っていいからね。」と
いろんな人からアドバイスを頂いていました。
でも、それって、
『我慢できない痛み。』のことなのか?
『我慢できなくはないけど、眠ることは出来ない。』くらいの痛みでも言っていいのか?
それとも、
『まったく痛みを感じない。=無痛。』な状態になるまで訴え続けていいのか?
『我慢できない痛み。』のことなのか?
『我慢できなくはないけど、眠ることは出来ない。』くらいの痛みでも言っていいのか?
それとも、
『まったく痛みを感じない。=無痛。』な状態になるまで訴え続けていいのか?
わかりませんでした。
もともと私は、痛みに強いほうだとは言えませんが、でも、
“ビビリの痛がり屋”ではありません。(笑)
“ビビリの痛がり屋”ではありません。(笑)
なので、今回の手術後の痛みに関しては
どちらかというと、我慢したほうだと思っています。
どちらかというと、我慢したほうだと思っています。
だけど、結果としてそれでよかったのかどうか・・・?
実際、痛くて眠れない日々を過ごしたわけですからネ。
実際、痛くて眠れない日々を過ごしたわけですからネ。
そして、もうひとつ。
看護師さんへ“痛み”を上手に伝えるのも、ポイントだと思いました。
痛みの強さ:どのくらい痛いのか(軽い、中くらい、強い)
痛みの経過や性質:
いつから?持続しているか、時々か?
どの部位に?(お腹全体、下腹部、傷口、子宮そのもの)
どんな性質?(うずく、さしこむ、押さえつけられる、刺すような、等。
例えば、ギリギリ痛む、シクシク痛む、下痢のような痛み、殴られたような痛み、
肉を摘んだときのような痛み、という表現の仕方でもいいと思います。)
いつから?持続しているか、時々か?
どの部位に?(お腹全体、下腹部、傷口、子宮そのもの)
どんな性質?(うずく、さしこむ、押さえつけられる、刺すような、等。
例えば、ギリギリ痛む、シクシク痛む、下痢のような痛み、殴られたような痛み、
肉を摘んだときのような痛み、という表現の仕方でもいいと思います。)
これって、子宮筋腫の手術に限らず、
怪我や他の病気で病院へ行ったときに、役に立つと思いませんか?
怪我や他の病気で病院へ行ったときに、役に立つと思いませんか?