三年前に大切な人を失って、穴があいて落ちて真っ暗で道に迷って。
いつまで引きずってんのって言われたり思ったりしたけど
最近はサラッと話せるようになったからやっと受け入れたと思っていたのに
今日高校生の前で話したら久々にグッときてしまい、ありゃ という感じです。
どう頑張っても二度と会えないその人の話をすることで、
もっと皆といたかったと思っても取り戻せない時間が確実にあること、
だから大切な仲間たちと芝居を作れる一分一秒は本当に大切なことを伝えたかったのですが、
グッときた自分にテンパってうまく話せませんでした。
あーあ。
でも話しながらなんか違うなんか違うと思ってて
今落ち着いて考えてみたら、多分私が強く思ってたことは
別のことだったんだと気づきました。
それは、
みんなに会えなくなるのが寂しい
ということ。
三年は関東大会で引退なので、今日が部員全員に会える最後の日。
一生会えなくなる別れの虚しさと
この時間はもう手に入らないんだよなんて話したから
きっと寂しくなっちゃったんだな、私。
と気づいたら、もう一つわかったことがありました。
夏から今まで何度となく馬橋に通い、三重県の全国大会まで見に行って
三年生を連れ戻すために奔走したりして
私なーんでこんなにやってんだろって思っていましたが。
なんのことはない、芝居とみんなが大好きだからでした。
大好きなもののためにちょっと頑張る。
ただそれをやってただけでした。
じゃなきゃ早起きなんか出来ないっていうね。
でも気づくのが遅かったので
この恋心はみんなに伝えられず。
まぁ顔に出るタイプなのでバレてるかもですが。
片思いは残念だけど、関東大会inひたちなかでの活躍を祈り
私も東京で稽古に励みたいと思います。
画像は還暦をむかえた顧問・土田氏と部員ちゃん。
手作りの赤いちゃんちゃんこを部員からプレゼントされてました。
あぁかわいいなぁ。
一人一人抱きしめたい。