4月24日予定通り手術が行われました。
前もってペットCTやら胃カメラ、大腸検査など辛い検査を受け、結果も異常なし。
他に転移していないと説明受け、安心しました。
予定していた4時間を超えて6時間の大手術でした。
すぐに先生の説明があるからと呼ばれ、私、父、母の姪と一緒に不安一杯で聞きました。
癌が予想以上に広がっており、限界まで切除したそうで時間がかかった。
切除した膵臓、脾臓、癌の腫瘍を写真で渡され、先生が「取れる限りとりましたが、大腸にも播種のようなものがみつかったので病理検査にだします。
これが播種だとしたら余命は6ヶ月~抗がん剤を使用しても1年ほど……」
?手術成功したんじゃないの?これからよくなるんじゃないの?
ただ呆然としてしまって、全然実感わかなくて涙すら出なかった。
すぐにICUにいる母と面会できると言われ廊下に出て、おばさんに「ショックやなぁでも気をたしかにな」の言葉で涙が溢れ、冷静だった父もボロボロ涙を流した。
そんな顔で母に会った。麻酔から覚めてしんどそうに顔をしかめてた。
涙だけは見せまいと必死でこらえて「よかったね、悪いの全部取れたからね」
精一杯の言葉で母も「良かったよ…長いことありがとう気をつけて帰って…」
こんな状態でも私達のことを気にかけてくれる母。
間違いなく辛くてしんどい癌との戦いがこれから始まる。
どうかまた、皆で笑顔で何事も無い平凡な一日が訪れますように。