【天空のサマンの原点】
昨年、
映画「天空のサマン」を見て感動して、
ブログに書いたのですが、
映画全体がシャーマニアックな儀式のようで、
こんな風にブログに書いてました。
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シャーマンとは、
天に属するものではなかった。
圧倒的に地に属し、
自らの命を使って、
音を鳴らすことで、
自身の存在丸ごとを生贄のように、
天に捧げているように感じました。
シャーマンとは、
人間の先頭に立って、
天と地、
あの世とこの世、
冥と顕、
の瀬戸際ギリギリのところで、
音とリズムと言葉を発して、
新しい時空を生み出していく人、
だと思いました。
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で、
このたび、
その『天空のサマン』の原点、
『ロスト マンチュリア サマン』（2016年度作品）の
再上映のお知らせをいただきました。
2024年3月11日（月）
開場 18:30 / 開演 19:15
場所：「晴れたら空に豆まいて」
トークショーでは、
スペシャルゲストとして、
音楽評論家、
ラジオパーソナリティのピーター・バラカン氏を迎えて、
民族音楽や映画文化などの視点で対談されるそう。
ご興味のある方は、
貴重なチャンスなので是非！
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昨年夏、
映画『天空のサマン』と、
そのあとの、
金監督のトークショーを見たあと、
パンフレットにサインを頂いて、
感動をお伝えしただけなのに、
なんと、
昨年12月の私のコンサートに、
監督自らいらしてくださるという、
恐縮極まりない事件もありましたが、
実は、
そのコンサートでコラボして頂いた、
画家の横尾美美さんと、
金監督は、
古くからの知り合いだったという、
ビックリなご縁もありました。
そのときの写真がこちらです。
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『ロスト マンチュリア サマン』（2016年度作品）
●上映情報：
http://haremame.com/schedule/76540/
●中国満洲族の伝統儀式を捉えた世界初のドキュメンタリー映画、『ロスト マンチュリア サマン』の特別上映会
★映画『ロスト マンチュリア サマン』
上映会＆Talk session
出演：金 大偉 (監督）
Special Guest : ピーター・バラカン（音楽評論家、ラジオパーソナリティ）
2024年3月11日（月）
開場 18:30 / 開演 19:15
この映画は天空の物語である！
〜失われた満洲民族の原郷と薩満の宇宙の時空を求めて〜
シャーマニズムは、満洲民族の精神であり、魂である！
失われゆく満族薩滿(サマン)、失われゆく満洲言語
失われゆく文明の悲しみ…
満洲族の音、儀式、文化を描写する文化映像詩！
今に残る最後の満洲族サマン（薩満）たちの姿を映像美で追う。
●当日は上映後に、金 大偉監督と、ピーター・バラカン氏をお迎えし、作品についてのTalk Sessionを行います。
撮影背景、映画では紹介されていない中国満洲族についてのお話など、様々な角度から作品の魅力に迫ります。
前売り予約：
前売 3000 / 当日3500
（共に別途1ドリンク代700円）
問い合わせ：Tel: O3-5456-8880
mail. contact@mameromantic.com
場所：「晴れたら空に豆まいて」
東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2
◯渋谷駅からお越しの場合
東急東横線にて1駅（各駅停車）代官山駅・中央口より徒歩30秒
今に残る最後の満洲族の言語、音、儀式、文化を描写する文化映像詩！
この映画は、満洲サマン文化の原点に迫り、その歴史や民族的なアイデンティティーを探る物語である。更に、満洲民族の原風景を蘇らせ、その精神や魂を喚起するエネルギーを捉えようとしている。
作品全編に渡って、満洲族の血を引く監督自身がカメラを持って旅する形で進行し、満洲の老サマンや次世代のサマンに出会い、彼らの思いや考え方について話して貰いながら、満洲サマン教の貴重な儀式などを撮影する。さらに、満洲族が望む新しい視点を探りながら、シャーマニズムと人々との関係性を追求してゆく。
また失われゆく満洲語を話す老人たち、満洲語で歌う「神歌」を含めて、清王朝の聖地としての長白山をも取材した。
この作品は、広範囲に渡るロードムービーであると同時に、文化の原型とスピリチュアルな時空を旅するドキュメント映像詩である。
※ サマン（薩満）：Shaman（シャーマン）
日中共同プロジェクト合作記念作品
Asian Film Festival 2017 Barcelona正式招待作品
Ethnografilm 2017 Paris France 正式招待作品
時間：９４分／言語：満洲語、中国語／字幕：日本語／2016年度作品／16:9
監督／音楽／撮影／構成：金 大偉
企画／制作／配給：TAII Project
●上映情報：