もともと、
香りは好きだったのです。
香りのプロ中のプロ、
香宮かんさんに出会って以来、香りの世界の奥深さを知りました。
知れば知るほど、
音と香りは似ています。
グラデーションで繋がっているのでは？
と思うほど。
今の世の中では、
音も、
香りも、
それがなくても、
人は生きていける、
添え物的なイメージがあります。
ピアノを弾く者として、
そこはちゃんと自覚して、
一歩引いた場所で、
ちょっと申し訳なく思いつつ、
存在させてもらってる感が、
すごくあります。
ですが、
かんさんと、
かんさんの作り出す香りを知ってから、
考えが変わってきました。
香りや、
音のように、
見えないものこそ、
実は、
本質的な、
根源的な、
部分なのではないか？
で、
キフィです。
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キフィとは？
古代エジプトにおいて、ファラオや、神官しか使用できなかった高貴なお香キフィ。
新月の日に調合し、満月の日に薫きます。
ファラオが魔除けとして、眠りを誘うお香として、夜に神殿で薫かれていました。
フランキンセンス（乳香)、ミルラ（没薬）の他、ワインや蜂蜜を加え、甘く豊かな香りが漂います。
直接キフィには火をつけずに、間接的にあたためて薫らせるお香です。
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かんさんは、
毎月、
その月の星座らしさをイメージして、
世界中の無限にある香りを厳選し、
調合して、
これ！
という、
その星座の香りを生み出します。
わたしは、
魚座のキフィからスタートして、
毎月のキフィを、
心待ちにしています。
新しいキフィが届き、
あたためると、
最初はかすかに、
それから程なくして、
花開くように、
香りが立ち上がって、
部屋に満ちていきます。
おー
そこで、
わたしは、
唸るしかないんです。
その香りが、
あまりにも、
その星座の本質まで、
ズバリと表現しているから。
というか、
香りによって、
初めて、
その星座の奥を知る感じです。
表面的な、
常識的な、
星座の特徴、
長所、
短所、
みたいなものを超えて、
ひとりの人格者に接するような、
さまざまな要素すべてあってこその、
その星座の魅力みたいなものが、
どの星座の香りにも感じられるんです。
香りを通して、
すべての星座を、
大好きになっていくんです。
しかも、
どの星座の香りも、
懐かしく、
親しく、
その要素が、
わたしの中にあることがわかる。
あらゆる星座の香りが、
美しいグラデーションで、
オーロラみたいに繋がってる。
自分の星座と、
他者の星座と、
そんな簡単に、
境界線を引けるものじゃない。
で、
ふと気付いたんです。
自分は何座、
誰は何座、
というけれど、
その人は、
その星座だけで出来てるわけじゃない。
その要素が強いというだけ。
誰が生まれた瞬間も、
全ての星座は、
空にいる。
宇宙の果てから見たら、
みんな、
全部の星座をもってる、
とも言えないかな？
わたしたちは、
太陽系にぐるっと取り囲まれて、
守られて、
その真ん中で生きてる。
キフィのおかげで、
ホロスコープが、
おおらかに見えてきました。
音と香りのコラボ、
「めくるめく星座の旅」
とかやってみたいなー
そういえば、
こんな曲もあります。
『音と香りは夕暮れの大気に漂う』
by ドビュッシー
見返したら、
かんさんのこと、
4つもブログ書いてました。
香りに影響受けてますねー
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