台風1号は温帯低気圧に変わったそうですね。
でも今日はその影響か、ずっと降りそうで降らない、あれやっぱり降ってる？？？な感じの空模様。
今日はお仕事お休みなので家でまったり過ごしています。
明日はまた土曜出勤なので、英気を養います〜☆
それはそうと、昨夜Instagramに『本と紅茶と。29』をUPいたしました〜♪
既にチェックしてくださったみなさま、ありがとうございます(^^)
今回は有川浩先生の『県庁おもてなし課』。
およそ15年前の作品ですね。
錦戸亮くんと堀北真希ちゃん主演で映画化もされています。
それにベタですが高知産の紅茶・霧山茶園さんの『霧山の和紅茶』を合わせました☆
舞台は高知県、県庁に新たに設置された「おもてなし課」に配属された若手職員・掛水が、県出身のクセツヨ人気小説家・吉門に観光特使を依頼するところから話は始まります。
県庁にバイトに来ていた多紀ちゃんをスカウトし、さらにクセツヨな元県職員の民間観光コンサルタントの清遠に頼み込んで、『高知レジャーランド構想』を始動させるべく奔走する…といったお話。
めちゃくちゃテンポも良くて面白く、それでいて地方が抱える観光振興や地方活性化の問題にも自然と興味を持たせてくれる…さすがは有川先生の作品！
お話の発端は実際に有川先生が高知県おもてなし課から観光特使を依頼されたことからだそうで、全体的にはフィクションですが、所々に実際のエピソードも織り込まれているとか…。
巻末に有川先生と実際のおもてなし課のみなさんとの鼎談もあって、より一層物語が色濃く印象づけられました。
あ〜、高知を旅行してみたいなぁ、と素直に思えます。
高知県へは20年くらい前に一度旅行したことがあります。
その時は友達と5人で、高知市まで夜行バスで行って、レンタカーを借りて桂浜から西へ運転を交代しながらひたすら高知を横断し、高知の山奥のペンションに泊まり、次の日に愛媛入りして道後温泉でもう一泊…みたいな感じでした。
はっきり言って高知県のイメージは「回転寿司でも魚介類がめちゃくちゃ美味しかった！」ということと「広い、てか長い！！！」しかないです…^^;
でも道の駅とかけっこう立派なところが多かった印象があるかな〜。
高知県は横断しただけで、特に何をしたというわけではなかったので、今度行く時はもっといろいろ下調べをして海も山も土地の食べ物も堪能したいです♪
わたしの高知県の思い出はさておき、この作品に合わせる紅茶を考えたら、もう最初の段階から高知県産の和紅茶しかないだろうな〜と思っていました。
以前お土産で土佐の紅茶をいただいて、美味しかったのを覚えていたからです(^^)
残念ながら我が家に高知県の和紅茶のストックはなかったので（そういえば地紅茶サミットinぎふに高知県の生産者さん出店されてなかったな〜）、お取り寄せすることにしました（まだ和紅茶山ほどあるのに^^;）。
検索すると時期的にかあまり選択肢がなくて、最悪高知県産の生姜が入った生姜紅茶でも仕方ないか…と思っていたところ、こちらの霧山茶園さんの『霧山の和紅茶』に出会いました。
お茶の生産地として最高な土地は、霧が深いところ。
『霧山』とはまさに最良のお茶どころの雰囲気…決めた！ ここの紅茶にしよう！！！
届いてすぐに淹れてみました。
…べにふうきって書いてあるけどこの爽やかさはなんだ？？？
まるで高知県産柚子のような…柑橘系の爽やかさ…(*´Д｀*)
コレ、大正解だ…！！！
…詳しい紅茶レポはまた後日改めて書きたいと思っていますので、このくらいで^^;
とにかく主人公・掛水くんと多紀ちゃんの、ハタから見てたらもだもだしちゃう恋の進み具合とか、吉門氏と佐和さんの、こちらもあーもうじれったい！とヤキモキしちゃうすれ違いとか、「若いっていいなぁ…」なんてオバサン発言が出てしまう感じの青春恋愛模様にピッタリな紅茶でした♪
もちろん掛水くんがおもてなし課のために奔走する青春感とも相性が良かった(^^)
清々しい高知の海風、山風を紅茶を飲むことで感じられるような…。
やっぱり同じ『べにふうき』でもその土地土地の雰囲気というか特徴というか、しっかり茶葉にも吸収されるんですね〜。
そこが和紅茶に限らず紅茶の面白いところでもありますよね。
同じ地域でも茶園ごとに違うし、季節やその時の気象条件によっても違う。
そこがまた奥深くてハマってしまう沼なんだよなぁ…。
とにかく本も紅茶も、おすすめです！！！
またひとつ視野が広がった気分になれました。
そして高知、ぜひじっくり旅行してみたいです♪
パンダが誘致されていたらもっと良かったけど…ってのは冗談です(^皿^)
…毎度毎度のことですが、今回も長々と書いてしまいました。
『本と紅茶と。29』、InstagramにてUPされております♪
まだ見てないよ〜、という方は是非こちらからご覧くださいませ☆
そしてフォローもしていただけると大変嬉しいです〜(^^)
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ここまで読んでいただきましてありがとうございます♪
こんな記事を書いているすずまきってどんな人？…と気になった方はこちらもどうぞ(^^)
『その６』までありますが…お暇な時に紅茶飲みながら是非〜☆