馬 | どんどんaoiドン

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2009年1月産まれのaoiはダウン症の男の子。
北海道の牧場でのびのびと育つ息子の記録です。

天高く、馬肥ゆる秋



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馬!

そう、馬のお話。





10月14日 先週の金曜日。


みなを待たずに先に朝食を食べ始めたおじい。

mackey 「あれ?今日はどこかに出かける予定でもあるんですか?」

おじい  「あ、うん・・・。ちょっと・・・ね。


奥歯に物が詰まったような歯切れの悪い返事。声も小さい。

はらー?なんでしょ???



10時半過ぎにおじい帰宅。



そしてお昼過ぎ。

2階で私達がお昼ご飯を食べていたとき、

敷地内に入ってきた家畜運搬用のトラックに旦那さんが気づきました。

旦那  「あれ!?家畜車が来た。なんだろ???」

と、窓から様子を伺う旦那さん。


程なくして、玄関に業者さんが「こんにちはー!」と、元気にやってきた。

応対に向かおうと私が2階の居間を出たら、1階の居間からおじいが飛び出してきた。

応対なんて滅多に出ないおじいが珍しい!

おじい  「早かったね。今ね、オレが先導するからついて来てや。

これまた小さな声でゴニョゴニョ。


その様子を玄関の吹き抜けを通して2階から見下ろしていた私。

なんだーーぁ????と、疑問に思いながら居間に戻ると、

窓際に愕然とした表情の旦那さんが。

旦那  「なんか、馬連れてきたんだけど!」


えっ!!!!

どういうこと!?


カレンダーに目をやる私達。

・・・

旦那 mackey 「あぁ~~~!今日、馬市場の日だ!!」

同時に叫びましたよ。



おじい、私達に内緒で馬を1頭購入してきてしまった模様。

そして、私達にばれないうちに(と思っている)、山の放牧地にそそくさと連れて行った模様。

あーーーー、どおりで朝から歯切れの悪い返事で・・・。

・・・って、そんなバカデカイもん、隠し通せないですから!!!

旦那さんと私、ため息交じりの苦笑いです。


その日は一日中ご機嫌だったおじい。

でも、私達には「馬を買ったよ。」とは一言も言いませんでした。

ばーれーてーるーよーーーーーー。




あれから5日経っていますが、おじいはいまだ馬の購入の話をせず。

隠せてる気でいるのね。


が、馬購入の翌日。

「今日さー、新入りが古参にいじめられてないか馬を見に、朝から山に行って疲れたわ。」

のほほ~んとおばあが私に話してきてますから。

おじいの思惑なんざー全然気づかない天然おばあ。

さすがだ。


それにしても、内緒の買い物もスケールが違うわ。おじい、すごいぜ。

それをまた隠し通そうとするんだから、なんともイタズラ坊主のような・・・。




馬は、冬になる頃には山の放牧地から下山させてきます。

あと1ヶ月くらいでしょうかね。

山を降りてきたら、どんな馬か見に行こう。




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うま~♪





*    *    *





手づかみ食べ、継続中。

苦手な麺類も、手づかみ食べなら完食しました。

麺類の完食は初めてじゃないかな。

意欲があるってすごいな。



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