タイポグラフィーとデザインの思考

 

 今回の講義では、中垣信夫デザイン事務所/代表の中垣信夫さんに話しを聞かせて頂きました。主にデザインの歴史について話して頂いて、フォントや印刷など機械ではなく手作りが主流の時代についてのお話だったので新鮮に楽しめました。

 印刷の中で活版印刷という言葉を初めて聞き、型をとって印刷するなど自分はレーザーやインクジェットの印刷しか知らなかったのでとても勉強になりました。あとは、フォントにも歴史があり、現在はフォントの名前にはそのフォントを考えたデザイナーの名前が入っていて数え切れないくらいフォントが存在しますが、全てのフォントには篆書体や隷書体、楷書体などの元のフォントがあり、そう考えると現在のフォントには何も個性が無いようにも感じます。

 お話の中で、今は機械が発達しすぎて機械に人間の仕事が奪われていることや、人間が自分の手で文字を作ることを放棄したということを伺いましたが、自分は機械が発達することで人間が考えることをやめているわけではないので悪いことでは無いと考えています。現在では人口知能が話題になったりしますが、知能の分野では考えるということはまだまだ人間にしかできないことであります。また機械が発達することで間違いなく時間の効率にも繋がり、人間は一つステップを進めています。文字をつくることを放棄したというお話も、adobeからフォントを作成するソフトを現在開発おり、文字の線幅なども自由に変えることができます。

 このように手作りから機械に変わることは悪いことではなく、単に時代が進んでいく中で象徴するスタイルが変わってきただけだと考えています。