体験とデザインの思考

 

 今回はインフォバーンの執行役員である井登友一さんの講義を受けさせて頂きました。主にデザインリサーチやUXデザインにおいてペルソナの定義や価値、メリットなどリサーチにおいての重要度を聞かせて頂きました。ペルソナに出会うことで主観的な部分が客観的に、感性的な部分が論理的に、ビジネスへの貢献が間接的だったものが直接的に、施策の最終工程が上流工程に変わりました。ペルソナの影響によって、データの裏付けが取れるようになり論理的に証明できることがわかりました。それまではデザインの価値検証リサーチから、リサーチによる根拠のあるデザインへと変わったそうです。

 まずペルソナ作成の段階においてペルソナの定義は、ユーザーの隠れた行動パターンなど、観察やインタビューで得られた質的に深いデータを、一人のユーザーの視点の物語として一枚のシートに凝縮したユーザーセグメントを代表する人物です。次に作成の流れはまずデータ収集です。定義やリクルーティング、アンケートなどを利用して量的なデータを収集します。次はインタビューなどを行い、質的データを収集します。質的データと量的データが取れたらその中から要点を抽出し、項目のグループ分けを行う。データからどの部分をペルソナに取り入れるか決まれば、単体(複数)の骨組み、肉付けへと進めていきます。他には、具体的なグループインタビューなどのリサーチにおいての考え方、手法、メリット・デメリットなどを教えて頂きました

 私がこの講義を聞いて、ペルソナがいかにリサーチの段階で必要なことか非常に共感できたました。なぜかというと、私がある企業のインターンに行った時に身を持って体感したことがあります。ある英語を使ったサービスに対して新規ユーザーの獲得がテーマだったのですが、リサーチにおいてペルソナを取り入れることが条件でした。やはり、ペルソナを取り入れることで自他共に論理性が増します。またどの程度ペルソナを丁寧に作成するかで第三者への伝わり方が変わり、プレゼンテーションなどの段階で、自分が考えているイメージがとても伝わりやすくなります。

 私がペルソナにおいてこれから必要だと考えているのは、やはり使用することで論理性を増していくことだと考えています。デザインに関心のない人を相手にする時に、イメージが伝わりやすくなるということを論理性を持って関わることで、ペルソナの重要性も知名度と共に広がっていくと考えています。