身体も動かしたい、ということで加須は「浮野の里」にやってきました。
ここは古きよき武蔵野の農村風景が保存・維持されています。
普通に回っても小一時間は歩けそうな広さ。
浮野の里は、全国の「水の郷百選」に認定されています。
写真は個人的に大好物の野池。名前すらなさそう。
こういう池こそ何が棲んでいるのか水抜いて見てみたいけど、環境負荷がでかそう。
木道が整備されている散策ゾーンも。
時期が時期ならハナショウブが咲き乱れているそうな。
クヌギ並木の遊歩道を歩く。
ここは洪水防止のための堤防の役割を持っていたようです。
道端のお地蔵さまや碑には、江戸時代の元号が彫られたものもたくさん。
古くからたいせつにされてきた地域なんでしょう。
「加須の浮野とその植物」は、埼玉県の天然記念物に指定。
本当に自然に恵まれた地。
自然界のヘビなんて久々に見ました。それも2匹。
加須と言えば「こいのぼり」と「うどん」の街。
こいのぼりの街というのは、ガキの頃古舘さんの実況から教わりました。
昭和の時代、IWGPジュニア前哨戦で越中が高田に蹴りでKOされたのも加須。
昔こいのぼりマラソン走った際にも、帰路にうどん食べた記憶があります。
今回は「るるぶ特別編集埼玉県加須」のうどん特集の最初に紹介されていた「子亀」でランチを。
ランチ後、ちょいと加須市内をウロウロ。
ずいぶん立派な境内と思えば、関東三大不動の一つに称されているのでした。
創建は江戸時代初期の1616年。
加須でうどんが有名になったのは、このお寺が参拝客にうどんをふるまったから、らしいです。
加須市の境をちょっとだけ越えて、お隣の久喜へ向かいます。
と、その前にクルマ旅恒例の直売所巡り。
時間が少し遅かったので、だいぶ売り切れてました。
加須と久喜の市境にほど近い場所(旧鷲宮町)に位置する鷲宮神社。
関東最古の大社?? それは凄すぎないっすか。
創建は神代の時代、つまり神々の支配していた神話の時代。
これもう分かりませんな。
竜神様のいるという「光天(みひかり)之池」。
うーむ、神々しさがあまり感じられませぬ…。
昔はただの窪地で、平成11年に掘り起こされたという地元の方の話も。
最古の大社、という割には質素で好感の持てる拝殿。
地域の人に愛されているのは確か。
神社自体は全く売りにしている素振りがありませんでしたが、アニヲタの聖地の模様。
街のフラッグには萌え系の画に「らき☆すた」とありましたが、何の作品かはサッパリわからず。
ここがモデルの神社の巫女さんが主人公とかかな。