西花池湖南『猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

 

図書館本。

 

80年代の日本プロレス界の激動を追ったドキュメント。

最近、これ系ばっかり読んでる気がする…。

 

なので、個人的に目新しい情報はそんなになかったけど、この時代の内幕は面白い。

重複の記述があったり時系列の前後があったり、未整理の箇所もいくつか。

また、取材して書いたものというよりは、参考本をつなぎ合わせて論じているだけの気も。

著者さんの特徴かもしれないので、何とも言えませんが。

 

まぁ、基本的に全部猪木の「自滅」よな。

マシン軍団はともかく、世代闘争の尻すぼみ感やTPG登場にはガキながら呆れてました。

 

ところで、例の「さおだけ屋」本以来、猫も杓子もこの書名に走り出したのはモヤっとする。

「なぜ」にストレートに答えてない本も多いしなぁ。

昔自分もそんな書名の本を1冊編集してしまったけども。