図書館本。
恩田陸 、米澤穂信、村山由佳、窪美澄、彩瀬まる、
阿部智里、朱川湊人、武川佑、乾ルカ、小池真理子
10名の執筆陣による「奇譚」アンソロジー。
恩田、米澤、朱川、小池氏以外はたぶん初だと思う。
朱川氏はさすがの出来だし、全体的に悪くなかったとは思う。
ただ、「これは」というのもなかったかもなぁ。
女子を果実に例えての叙述トリックは、さすがにもう古いような気が。
流行りの(?)イヤミスや定番ホラーより、スッキリする怪異譚の方が最近は好き。
こっちの方が描ききるのは難しいと思う。