恩田陸ほか『妖し』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

 

図書館本。

 

恩田陸 、米澤穂信、村山由佳、窪美澄、彩瀬まる、

阿部智里、朱川湊人、武川佑、乾ルカ、小池真理子

10名の執筆陣による「奇譚」アンソロジー。

 

恩田、米澤、朱川、小池氏以外はたぶん初だと思う。

 

朱川氏はさすがの出来だし、全体的に悪くなかったとは思う。

ただ、「これは」というのもなかったかもなぁ。

女子を果実に例えての叙述トリックは、さすがにもう古いような気が。

 

流行りの(?)イヤミスや定番ホラーより、スッキリする怪異譚の方が最近は好き。

こっちの方が描ききるのは難しいと思う。