第93回箱根駅伝予選会展望 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
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日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
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ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

昨日の出雲に続き、今週土曜は箱根予選会が開催。
ルヴァン杯決勝と同日のため、情報遮断で録画観戦です。

上位10人の合計タイムで10チームが本選に出場。
おひさるのエントリーリストの10000m上位10人の平均を並べると、以下のような順番になる。
ただ、あくまで10000mの平均タイム。5000mの好記録保持者がいる大学もあり、参考程度。

明治大 29:27.0   
大東大 29:32.1   
日本大 29:34.2   
國學院 29:36.7
国士舘 29:40.3
中央大 29:43.6
神奈川 29:45.0   
東国大 29:47.4   
城西大 29:48.1
専修大 29:49.6
創価大 29:51.5 
法政大 29:52.6 
東農大 29:57.8
  

30分切りは以上12校。
しかし、他に常連校上武大、優勝経験のある亜細亜大、留学生デレセを擁する拓殖大が控えている。 
何もなければこの15大学で争うだろうし、波乱があれば平国大や麗澤、流経あたりもワンチャンありか。

個人的な注目チームは、何といっても中央大。今回に限れば一択。
低迷する名門は、監督がかつてのスーパーエース・藤原正和氏に交代し復権を目指す。

全日本の予選では町澤欠場があったとはいえ、18チーム中17位(棄権チーム入れると実質19/20)。
本選参加の6チームの存在を考えれば、箱根参加の関東上位20大学に入るのは非常に厳しい。

そこで藤原監督は、なんとなんと新1年生を主将、副将に任命。
かつての日体大の3年生主将(服部)どころではない荒療治を施した。
このルーキーもタイム的に抜けているわけではないのが、また背水の陣的な覚悟を感じる。

個人の注目は留学生対日本人の対決。
10000mの持ちタイムでは、27分台の日大ワンブイを筆頭に上位6名が留学生(東国に2名)。
日本人トップは中央の町澤で、28分台が9名。
全体1位はワンブイで仕方ないと思うが、59分30秒カットができる選手が何人出るか楽しみ。

秋田県勢は、ざっと見たところ5名がエントリーリストに(※漏れがあるかも)。
日大・石垣、神奈川・安藤、上武・石井、日本薬科・桜庭(以上秋工出)に埼玉大・梶原(本荘出)。

石井と安藤は、26年の全国高校駅伝4位入賞時のメンバー。
石垣も昨年の都大路でアンカーを務めている。
当日メンバー入りできるかは分からないが、こちらも注目。