童門冬二『巨瀬入道河童 平清盛』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

関西旅よりいったん帰京しました。
巨勢入道河童 平清盛 (集英社文庫)/集英社
¥616
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例によって図書館本。

平清盛が死後河童となり、河童の頭に聞かれ人生を振り返る、という異色スタイルの時代小説。
清盛が「メモ」やら「シンプル」といった言葉を使うのは、まぁご愛嬌ということで。

平安の世というのは、ホント興味深い時代。

「悪左府」と評された(注:悪人という意味ではない)藤原頼長は、キャラが立ってて実に面白い。
彼を主人公にした大河は無理にしても、アテルイ伝みたいに全4話くらいならネタ持ちそうだがなぁ。
・・・あ、でも男色と言うのは放送しづらいか。