伊坂幸太郎『残り全部バケーション』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

残り全部バケーション/集英社
¥1,512
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これも図書館で借りました。
先日の町田往復で読破しました。

連作短編ではあるが、最後に話がまとまっていくという、イササカ先生の十八番。
当たり屋などの裏家業専門業者が主人公で、子どもの虐待など題材は重いが話は軽い。
この人、分かりやすい勧善懲悪ものが結構好きだよなぁ。

最近当たり外れが大きい著者作品だが、これは当たり。
単純に面白かったです。

もっとも、著者に都合よすぎる偶然は、いつもながら気になる。