恒川光太郎『秋の牢獄』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

猫ひろし、2時間49分 だと?? 

2年前までなら俺のほうが速かったというのに、凄いなこの人は。

ブーム以降の売名クソ芸能人どもはホントに好かんけど、この人は別格だ。

そういえば、去年の24時間リレーに来てたソニンとやらは結局走ったのか?

秋の牢獄 (角川ホラー文庫)/恒川 光太郎
¥540
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この人の作品は安心して読めますね。

(とりわけ、『夜市』に収録されていた『風の古道』はサイコーでした)


四次元的な異世界を扱うのが抜群に巧い。

プロット自体は既視感ある作品も多いのだけど、その世界の規則づくりが絶妙すぎる。


同じ日が繰り返される表題作より、家守を描いた『神家没落』の話の方が好きだな。