近藤史恵『ふたつめの月』ほか | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

「福島ユナイテッド」で検索してここに辿り着く人が多いようだが、こんなブログでスマン。

TDKが地域決勝で勝ったときも、かなりのアクセス数だったけどな。

ちなみにヤホーで「反フィンケ」でブログ検索すると、ここが一番上に挙がってくるww

メンドくさいから遊びに来ないでね。


ふたつめの月 (文春文庫)/近藤 史恵

¥610
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さて、先週末は外勤が多かったり、平塚まで長旅したりで本が進みました。

仕事であんなに文章読んでるのにねぇ。


契約社員から正社員になった直後にクビを宣告された主人公。

しかし、自己都合退職したことになっている状況に不審を抱き、というお話。

……だと思っていた。

だって、カバーの説明にそう書いてあったし


実際はストーリーの異なる短編が3つ。しかも、この本は続編のようだ。しまった・・・

特に大きな仕掛け等があるわけではないが、安心して読める一冊でした。

この著者の作品はあまりハズレがないように思う。


ハードカバーで『サクリファイス』の続編が本屋に置いてあるが、数年待ちますw



出口なし (角川ホラー文庫)/藤 ダリオ
¥620
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で、平塚行き電車で読破したのがこれ。記事タイトルでは「ほか」とさせてもらいました。

ガキ使でいう“ココリコほか”みたいなもんです。

久々にヒドい紙のムダ使いを見ました。木の伐採につながるからやめてね。


CUBEみたいな部屋に閉じ込められた主人公たちが、ゲームに挑戦し脱出をはかる話。

内容がないうえに、現実感ゼロ。

部屋に閉じ込められた理由も、閉じ込めた連中の記述も一切なし。なんぞこれ?

ゴメン、読んだことないのだけど山田悠介とかってこんな感じなのかなぁ、と勝手にイメージ。

ところで、貴志祐介の『クリムゾンの迷宮』って作品がある。

あれもゲームに勝たないと死ぬバトルロワイアル的な話だったが、

黒幕もゲームをさせた目的も、ちゃんとオチには書いてあったぞ。