熊谷達也『新参教師』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

贔屓のチームが勝っても喜べない人って、なんだか凄く哀れだな。

サポどころかファンですらねーじゃん。

第一、そんな試合なら見ないほうが精神衛生上いいと思うので、スタに行く必要ないわな。

よし、是非是非そうしてもらおう。勝っても負けてもフィンケの文句言うだけで何が楽しいんだか。

新参教師 (徳間文庫 く 20-1)/熊谷 達也
¥620
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久しぶりの熊谷達也作品。


大手保険会社支店長から“民間教員”枠で教師になった男が主人公。

民間から見た「青い芝」の教員社会が問題だらけで、という話。

民間が公務員独特のルールに戸惑う(あるいは逆も)設定は「県庁の星」や「踊る大走査線」に近いか。

ただ、内容は全然違います。


熊谷氏というよりは荻原浩あたりが書きそうな話だし、たぶんそっちの方が面白く仕上がる希ガス。

彼が書くんなら、『漂泊の牙』『邂逅の森』のようにもっと重厚なのがふさわしいのでは。

つか、主人公洞察力なさすぎだろww


ところで、これに出てくる探偵、奥田英朗氏の著作に似ているキャラがいるの?

彼の作品は読んだことがないので分からんのだ・・・


正直言って、この探偵の口調は生理的に受け付けない

実際に周りにいたら躊躇なく手が出るレベル。