荻原浩『さよならバースディ』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

たまには跳ばずに観るFOOTBALL

秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

来週は山形遠征。赤星はいないみたいだけど、宮沢と久々の再会です。

死ぬほど暑くなれば秋春制反対の山形サポも思い知るだろう、みたいな論調もあるようで…

アフォですか? 論理のすり替えにもほどがあるだろ。


さよならバースディ (集英社文庫)/荻原 浩

¥630
Amazon.co.jp

サロマ往復で読破。


人間の幼児並の知能を持ち、“ことば”を理解するボノボ「バースディ」を巡る悲恋の物語。


「バースディ・プロジェクト」に関わった研究員の自殺の原因究明を軸に話が進みます。

種明かしは読者の予想とそう変わらないものの、書き方が上手いので読ませますね。


もともとハズレの少ない著者ですが、なかなか面白かった。

猿を触媒にして感動的な話に仕立て上げるとは、さすが。

あまりテンションが上がる本ではないけどね。


ちなみにサッカー好きなお猿さんのバースディ。お気に入りはドイツ人GKだとか。

・・・カーンのことかーーーーーっ!!