実家の近所が日本最後の空襲を受けたところだったりする。
ポツダム宣言受諾が1日早かったら、なんて思ったり。
俺は別に戦争ヲタではないが、広島、ひめゆり、知覧など戦争系資料館・博物館は何度か行った。
こういうのは修学旅行のコースに入れるべき。
そしたら単純に「戦争は悪」「あの頃の日本人はアフォ」などという頭沸いた発想にはならんでしょ。
- 僕たちの戦争 (双葉文庫)/荻原 浩
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たまたまだけど、2冊続けて荻原作品になってしまった。
1944年の若き軍人と2000年のフリーター男がタイムスリップで入れ替わるお話。
だいぶ手垢にまみれた題材だなぁ…ってのが第一印象でした。
面白くないわけではないが、著者作品には珍しく、結構不満な点(激しくご都合主義な点とか)もあります。
評価は人によって大きく分かれるでしょう。
映像化はメチャクチャ簡単そうだな、と思ってたら案の定もうされてたらしいw
たぶん見ないけど。
こういう作品で面白いのは、文化の違いに触れる主人公たちの驚きみたいなところ。
やっぱ過去から未来に来る人の方が戸惑うんだろうなぁ。
タイムスリップものならば浅倉卓弥『君の名残を』がおススメ。
戦争ものならば横山秀夫『出口のない海』の方が面白かったかな。