昨シーズンの浦和の試合や箱根駅伝を見尽くし、見るものがなくなった。
で、『俺がハマーだ!』DVD-BOXを購入。もう20年も前のドラマ。
また俺はこんなおバカなもんに2万も使っちまってorz
- ジェネオン エンタテインメント
- 俺がハマーだ ! コンプリートDVD-BOX
学生の頃北浦和のアコムで借りて「新」も含め全部見直したのだが、やっぱりもう一度見たくなった。
もともとの放送はテレ東。日テレとフジ系しかない秋田(当時)でよくやってくれたもんだ。
リアル厨房の頃、放送時に姉が見ていたのに同乗していたのだが、
オッサンになってから見てもやっぱり下らない面白い。マジ最高。
主人公スレッジ・ハマーは、とりあえず銃をぶっ放す暴力大好き刑事。
愛用の銃(愛称マギー)で日常生活を含むすべての問題解決をはかる。
「大丈夫、理屈じゃないんです」が口癖。もちろん大丈夫で済むことはない。
銃と添い寝し、アメリカ国歌を愛し、男尊女卑を貫き、好物はなぜかオムライス。
ビル屋上の犯人を捕まえるために、バズーカでビルごと破壊する程度は朝飯前だ。
墜落にも無反応な乗客が機内のコーヒー切れでパニックになる『フライング・ハイ』や、
劇中の原発推進のCMで尻尾2本の犬が軽快に寄ってくる『ネイキッド・ガン』もバカバカしいが、
本ドラマはこの2作品にも負けない屈指の下らなさ(←褒め言葉)。
懐かしいオープニング。まずはこのナレーション。
「このドラマはあくまでフィクションであり・・・(中略)
したがってスポンサー以外の方のクレームはいっさいお断りします」
そしてハマーがカッコいいガンアクションを披露。
決めた後にどんな渋いハードボイルドな言葉を吐くかと思えば、
「動くなよ、弾がハズれるから」
市長の娘が誘拐された第1話では
市長「方法はどうでもいい。お前に任せる。娘を取り戻してくれればな」
ハマー「取り戻します。生死を問わず」
基本的なハマーのスタンスは、だいたいこんな感じ。
パートナーの優等生・ドロー刑事が一応抑え役だが、彼女だって相当に怪しい。
基本的にツッコミ役がいない、すなわち視聴者にその辺お任せなのがこのドラマの特徴か。
名作映画のパロディも豊富に出てくるが、全部分かる自信はないっす。
*ちなみにドローの中の人はマイケル・クライトンの奥さんらしい。
『ツイスター』の脚本をダンナと書いたりしてる。へぇ~。
通常洋モノ(なんかヤらしいな)では吹き替えはご法度だが、
これに関しては絶対に吹き替えがオススメ。
放っとくと何話もずーーっと見続けてバカになってしまいそうなので、
とりあえず一日2~3話くらいずつに抑えています…