津田工務店から「OHAKO」という名の移動個室が
リリースされたことをAxis Web Magazineの記事で知った。
津田工務店は、
猫保護活動を展開する猫浴場のNeco Republic大阪を
はじめとして300件以上の建築実績を誇る工務店だ。
自らをエキスパート達が集う”大工集団”と称する津田工務店
ならではのアイデアがこの小さなワークスペースを作り上げた
と納得させられる、シンプルで機能的かつ快適な個室だ。
そこは数々の店舗設計で磨き上げた知見と技術の為せる業。
「OHAKO」はなので、以下のこれらの設備が充実した個室なのだ。
特に”狭さ”は拘っているようで、日本人が狭小個室で落ち着くと
感じられる空間サイズを意図しているそうだ。
- 遮音壁
- 電源
- USB
- 換気扇
- 吸気
- デスク
- 証明
外寸と本体価格は以下の表のとおりで、
幅が１メートルという点もデスクワークに集中させてくれそうだ。
遮音壁によって音漏れや侵入も防ぐためリスニングルームや
楽器演奏用の個室スタジオなどの用途にもぴったりだ。
表１．サイズと本体価格表
屋内での作業スペースやお子さんの勉強部屋が欲しいけど、
リフォームするのに躊躇する方にとっても魅力的な商品性だと想う。
またコロナ禍でソーシャル・ディスタンスを取るうえでスペース上、
どうしても部屋をパーティショニングできないという企業のオフィス
にも導入することで、換気機能を備えた個室としての運用も可能だ。
コロナ禍は現在も進行中であり、
緊急事態宣言が一旦は解除されたものの今後も対応は求められる。
アフターコロナ時代を視野に入れたこうしたプロダクトがタイムリーに
リリースされたことは大いに歓迎したいと個人的に想えた次第。
オリジナルドラマまで、豊富な作品なら。
了
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