M・カンパニー プロデュースの「Vanities」を観劇して | 是徒然也

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Vanities ー亡き友人への追悼が込められたリバイバルの舞台演目

Vanitiesについての新聞紙片1
Vanitiesについての新聞紙片2
昨日の2015年1月25日、
名古屋の丸の内3丁目にそびえる損保ジャパン名古屋ビルの19F、
人形劇場 ひまわりホールという小劇場にて、
ほり みかさんが主宰のM・カンパニーがプロデュースする、
商業演劇の舞台演目「Vanities」を観劇した。

<Vanitiesに関する情報リンク>


演目の内容としては、
バブル華やかかりし70年代中盤からの30年間の時代を背景に、
同じ学校、同じチアリーディングで全てが横並びに思春期を過ごした女子3人。
ミスフットボールに誰が選ばれるのかで盛り上がったハイスクール時代。
彼女らはそれぞれが大人になる過程での経験・体験によって、
変わるものと変わらないものを内面に抱え、
しだいにお互いが分かり合えないまますれ違う哀しみを描いた作品。
対象とした世代が自分より5歳~10歳上であることもあり、
知識の違いから来る共感のしにくさはフライヤーに簡単な補足で凌ぎ、
大いに笑いを誘う場面を織り交ぜつつも、
作品を通して自分も経験したことを回想させてくれた。


とにかく70年代音楽のいかにもな選曲を背景にダンスあり笑あり涙あり!

「Vanities」とは見栄・虚栄心という意味。
そして今回の舞台では、3台の化粧台と衣装部屋を設え、
成長と共にVanitie Mirrorに向かって変わっていく彼女逹。
親の束縛から解放されるためにヨーロッパへ当てもないまま一人旅立つ自由奔放な性格のメアリー(演:長縄 都至子さん)
愛する男性と暖かな家庭を築くことこそ女の幸せと信じて疑わない保守的な性格のジョアン(演:宮璃 アリさん
そしてリーダー的存在ながら将来の目標もなく目の前の計画に捉われやすいキャシー(演:平山 静乃さん)

それぞれに性格やベクトル、生き様が異なる3人の間で交わされる会話から、
次第にお互いが受け入れられない側面に触れるたびにお互いを蔑み、
10年ぶりに再開したNYでも見栄・虚栄を張り、
自分が素直に受け入れられないことに憤り、自分を守る姿が浮かぶ。

それは現代人にも共通する、自分にも想い返すことができるシーン。
この作品からは、たとえ一時は同じ価値を共有した仲間であっても、
お互いに異なる価値を持ち、それを尊重することの大切さを学べる作品でした。

そして70年代の流行曲が次々とかかっては、
舞台をにぎやかさと懐かしさで充し、
古き良き時代感の演出に一役買っていました。
3人の女子がダンスや舞台を走り回り、
そして役者の方々には本当にお疲れ様でしたと、
お声がけしたくなる内容でした。


Vanitiesの原作本の紹介

書籍名 書籍の写真
ヴァニティーズ

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