ブライトリングが孤高の高級クロノグラフ時計メーカーと言われる理由
雑誌Pen 12/15号を購入したのが、この投稿を書くきっかけをくれた。
自分も10年来、ブライトリング(英語表記 Breitling)のクロノマットを日々身に着けている。
そして、この時計は昨年オーバーホールし、再び活気よく時を刻み続けている。
ROLEX、OMEGAなどの高級時計ブランドとは違い、デザインは機能性に満ち満ちている。
その背景には、ブライトリングというブランドが孤高のメーカーと言われる理由も、
隠されていることを改めて知ることとなった。
ブライトリングの技術は航空機用メーター技術がルーツ
英国空軍が公式に認めたサプライヤーメーカー
1936年に英国空軍から航空機用パネルのダッシュボードに搭載される計器の、
公式サプライヤーとして認められたのちに、
航空機オーナーとパイロットのNPO団体であるAOPAにより、
公式なパイロットウォッチとして認められた歴史がある。
この歴史こそが、今のブライトリングというブランドのバックボーンとなっており、
男性ユーザーからの指示の高さが際立っているそうだ。
ブライトリングの魅力=先進先鋭の技術+品質+ブレない開発姿勢
ここでブライトリングの魅力を簡単にまとめると、
- 出荷されるムーブメントの100%が公認クロノメーターであること。
- 自社製ムーブメントの開発・製造を成し遂げたこと。
- 超高級車メーカー「BENTLEY」と提携する唯一の高級時計メーカーであること。
上記の1番目はスイス公認クロノメーターテスト機関のCOSCにて、
製造されたムーブメント一つ一つをCOSC Standardsという規格に則って耐久テストを実施。
そのテストが終了したムーブメントがブライトリングへ引き渡されるまで15時間がかかるそうだ。
そして1番目を実現することだって並大抵の努力と資金力では成し得ないことだが、
2番目の自社製ムーブメントの開発をやり遂げてしまったことも驚愕するほかない。
近年、ムーブメントの開発は技術的難易度と人件費(時計士の報酬)の高さから、
複数の時計メーカーで共通に使えるムーブメントを供給する開発専門の会社を持っている。
自社製ムーブメントの開発に成功する2009年までは、
ブライトリング自身もスイスのETAという会社からムーブメントを供給していた。
だからムーブメントの開発と製造には、人材や資金、専用の設備までも必要になり、
立ち上げから稼働し、品質を保ちながら継続するのが極めて難しいのだが、
ブライトリングは他のメーカーも欲しては挫折し諦めたものを手に入れてしまった。
最後に3番目。これはもう時計好きなら車好きと言っても過言ではないと思うが、
ロールスロイスと双璧をなす、言わずと知れた超高級車メーカーのベントレー(英語表記 BENTLEY)と提携した、
コラボレーション・ウォッチをラインナップしていること。
これだけでも、ブライトリングのステータス性を象徴するものと言える。
この時計は「BREITLING FOR BENTLEY」と呼ばれる独立したモデルラインで扱われ、
他のモデルラインとは一線を画すデザインと性能を併せ持つものだ。
モチーフとしてベゼルにベントレーのグリルデザインを取り入れていたり、
ケースバックにホイールデザインがあしらわれていたりと、
車好きの心を鷲掴みにするような要素が満載なのだ。
自ら身に着ける時計にもストーリーを求めたい
そしてこうした目標をやり遂げる姿勢こと、ブライトリングを孤高にし、ブレないメーカーという称号を手にしているのです。
自分が日常から身に着けている時計が、このようなストーリーを背景に生み出されていること、
それを知ることで更なる愛着と大切に使い続けたいという想いに駆られます。
(残念ながら、私が着けているモデルは、ETA社製ムーブメントのものだが。)
このブログをもしご覧になってくださる方が一人でも見えたなら、
私は自信を持ってブライトリングをお奨めします。
今回の投稿を書くきっかけをくれた書籍
投稿の冒頭にも書きましたが、
ブライトリングの歴史と自社製ムーブメントのメカニズムについて詳しく知りたい方には、
雑誌「Pen with New Attitude」の12/15発行号がお奨めします。
これまでここまで詳述された書籍は他に見たことがありません。
また現在はすでに発刊済で記載されたモデルも旧いですが、
「BREITLING FOR BENTLEY BOOK」も観ていてとても楽しい書籍です。
ブライトリングとベントレーの提携の歴史と各時計モデルの魅力が満載です。
参考として、代表的なモデルと価格についても記載しておきますので、
ご購入の際の参考になれば幸いです。
ご注意:価格は全て、2015年01月08日の執筆時点のもので、中古価格も含まれます。