今日は全国各地で大荒れの天候でした。
全国で降雪があり、北海道では暴風雪が吹き荒れ、東北では高波による床上浸水まで発生するほどの、
大型台風並みの冬の低気圧でしたね。
暴風は北海道では40~50m、本土の平野部でも20~30mほどの強風が吹き荒れ、
昨日12/17の夜から深夜にかけて風がうねる音と建物がビビるのを感じるほどでした。
この悪天候で災害に見舞われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、ここからは本題に入りたいと思います。
私たちの生活環境には、実はすでに沢山のコンピューターが存在することをご存知でしょうか?
真っ先に思いつくと思われるものとしては、スマフォや携帯電話などの通信携帯端末やパソコンですよね。
でも、これら以外にも沢山の電気機器、電子機器にコンピューターは搭載されています。
私たちが普段から目にしている液晶・プラズマテレビに番組を録画・再生してくれる録画機。
CDやMP3を再生・録音するiPod、ウォークマンやミニコンポなどのデジタル音響機器。
空気を調整するエアコン、多彩な洗い方を提供する自動洗濯機、設定した時刻にお湯を供給するバス給湯器や給湯ポット、そして食器洗い機。
他にもエレベーターに電動ガレージシャッター、そして電子キーを利用した電子錠に至るまで、
ありとあらゆる電気・電子機器にマイクロコンピュータ(マイコンと略す)と呼ばれる小型のコンピュータチップが組み込まれています。
モノのインターネットと呼ばれるIOT(Internet Of Things)は、このマイコン群が通信ネットワーク(インターネット)で繋がることで、
これまでは機器単体を直接的に人が操作することでしかできなかったことが、
インターネットと繋がることで利便性が向上したり、機能を組み合わせたサービスを享受できたりする可能性が開けます。
概念的なレベルの内容から具体的な製品の開発に関わるものまで、
いくつか網羅的にピックアップしてみました。
- 2020年のIoT広告市場は1290億円へ、スパイスボックス調査
- IoTは日本企業にとって大きなチャンス
- IoT、組み込み市場を活性化
- PTCのIoT戦略「収集データの解析が次の最重要課題」
- KDDI、Firefox OS採用の開発ボードOpen Web Boardを無料配布。GUI開発環境Gluinも用意
- ARMがIoT向けにOSを無償提供開始
- Intel、IoTの開発を促進するプラットフォームを発表
- マイクロソフト、小型タブレットとスマートフォン用Windowsを無料化。IoT用もフリー
※ご注意: 上記に挙げたトピックをそれぞれクリックして頂くと、外部サイトが開きます。
このように各トピックのお題目をざっと眺めただけでは、
ITにある程度精通した方かテクノロジー関連に造詣をお持ちの方でない限り、
ピンとくる方は恐らくいらっしゃらないことでしょう。
そこで今回の投稿では、まずIOTがどのようなものなのかを概念的に俯瞰し、
自分たちの生活のどのようなシーンで関わるか、利用されるのかを主眼として、
消費者目線に立って、自分なりの考察を展開してみたいと思います。
まずIOTが私たち消費者から見て、どのようなもの・ことかと言うと、
例えて言えばスマホなどの通信端末と機器同士が繋がり、
私たちが起こす行動をセンシングして予測し、
それぞれの機器が持つ個別の各機能を利用して、
タイムリーに私たちへ提供してくれるサービス全体のことです。
そのために巷では「おもてなしサービス」 とも表現されることもあります。
そのように聞くと、日本人の私たちには案外、身近なことに感じられてきませんか?(笑)
さて、先ほど取り上げた「おもてなしサービス」と表現ですが、
それではどのようなサービスが考えられそうか?という疑問が湧いてきます。
そこで次のようなシーンを想定してみることにしましょう。
- 朝、スマホに設定しておいたアラームと同時に空調が稼働し、部屋のカーテンも自動的に開けてくれる。
- 着替えてダイニングテーブルにつくと、すでにコーヒーメーカーが抽出を済ませて飲める状態で待機している
- スマホのスケジューラに設定しておいた出勤時間の10分前に、ガレージ内の自動車がエンジンを始動し暖気してくれる。
- 自動車のハンドルを握るとナビ画面に最適な通勤ルートと到着予定時刻が表示され、ガレージが開いている。
- 走行中にナビからスマホで受診したメールを開いて読み上げ機能で内容を把握し、音声入力にて返信する。
- 会社に到着し入館するとすぐに自分の席のPCが立ち上がり、着席時には作業可能な状態になっている。
こんな風に、スマホや携帯電話などの携帯通信端末を中心にして、
インターネットを介して通信端末と機器が接続してデータをやり取りすることで、
シームレスなサービスを享受できるということなのです。
ここまでの解説でIOTの概略が掴んで頂けたでしょうか?
次回は冒頭で挙げたトピックを紐解き、IOTがもたらす経済的なメリットについて考察していこうと思います。
今回の投稿内容において参考になる書籍を1冊だけピックアップしてみました。
今回のブログ内容のように概略的なレベルから、より具体的なビジョンや技術内容を丁寧に紹介されています。
IOTをさらに詳しくお知りになりたい方には入門書としては最適ではないでしょうか。
是非、お手元にとってご覧頂き、IOTの将来性に対する造詣を深めて頂ければ幸いです。
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